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書評 華祭伝心 米沢四季のまつり史 



historyyonezawafes 日本は四季の変化に富み、その折々に日本各地で沢山のまつりが行われてきた。現在の米沢市においても、代表的なものを数えてみると、厳しい冬を終えて本格的な春の息吹が感じられる頃、「米沢上杉まつり」が開催される。夏はグルメの祭典「Y-1グランプリ」&「MUSIC FESTIVAL」、秋には「なせばなる秋まつり」、冬は「上杉雪灯篭まつり」など、毎年、華やかで市民を感動させる創意と工夫がなされている。そしてまつりを通して、主催者と参加者、地域の人たちと観光客などが共有の時間を過ごし、心と心がつながってくる。
 本書は、これまでの米沢のまつりの歴史を集約し、まつりがどのように形づくられたかその変遷を振り返り、後世へ貴重な資料に残そうと発刊されたもので、約2年の時間を要して編纂され、平成29年9月に発行された。
 内容は、米沢の春夏秋冬のまつりを拾い上げている。巻頭には、米沢の主な出来事とまつりを年表形式でまとめた。おまつりで中心的な役割を果たした人達の寄稿もある。記録が残されていない部分については、3回にわたって行われた米沢四季のまつり座談会が、舞台裏まで含めて語りついだ。また、米沢市制100周年、大河ドラマ「天地人」など、米沢の歴史の中で特筆されるイベントについても紹介する。
 巻末には、おまつりの入込数、おまつりグッズ、ポスター、チラシなどのデータが記録されている。本書を見るだけで、米沢のおまつりが通史的に理解できる内容となっている。米沢市内の行政、公共施設、お祭り関係機関に備え付けされる。

編集者:米沢四季のまつり史編纂委員会
   (委員長 米沢商工会議所専務理事 柴田正孝)
発行者:米沢四季のまつり委員会(会長 米沢市長 安部三十郎)
発行日:平成27年9月15日
非売品
(2015年9月25日12:10配信 )