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 書評 ー本間イズム実践編ー 日々是新 続編

honnma 愛知県豊橋市在住で、愛知大学OBである越知專氏が、平成27年2月、〈本間イズムシリーズ〉「本間イズム実践編 日々是新(ひびこれあらたなり)続編」を発行した。
 同氏は昭和28年に愛知大学法経学部を卒業、豊橋駅前に理容店を開業、散髪に来た愛知大学創設者で、学長を務めた本間喜一氏(山形県川西町玉庭出身)から人生のいろいろな生き方を学んだ。越知氏はこれらを「本間イズム」と称して、自身が発行した本の題名に使ってきた。本間イズムとは、「日常を大切に生きる。身の丈にあって最善を尽くすこと」と越知氏は述べる。
 越知氏は大学の写真研究会や応援団の顧問を務めるなど、卒業後も大学とのかかわりを持ち続けてきたが、本間喜一氏の業績が学内外で充分に知られていないことを憂い、自ら本間喜一先生顕彰会を作り、平成13年には愛知大学豊橋キャンパス、平成22年に本間先生の生誕地である山形県川西町、平成24年名古屋キャンパスに、それぞれ本間先生の胸像を寄付するなど、これまで種々の顕彰や啓蒙活動に取り組んできた。
 この中で、越知氏は平成9年の「愛知大学創設期からの想い出写真文集」から始まり、平成19年「愛知大学創成期の群像」写真集、平成21年「本間イズムと愛知大学・実例編」及び「資料編」、平成23年に「本間イズム実践編」「日々是新ー半世紀の記録」を出版してきた。川西町への胸像の寄付や愛知大学と川西町の連携、協力に関する協定の締結など、越知氏の撒いた種は地域振興や人材育成の分野で大きく実を結んでいる。
 今回の続編は、越知氏として本間先生への啓蒙活動のひと区切りとするもので、第1章 社会的文化活動、第2章 はじまりの手紙 本間喜一顕彰啓蒙活動、第3章 東松照明啓蒙活動、最後に、奥様ツヤ子さんとの2人作品集として、俳句百選、日本画、写真を掲載している。新聞記事、手紙、写真など多数掲載して同氏のこれまでの活動を体系的に紹介したものとなっている。

発行人 企画・構成 越知 專
発行日 2015年2月14日
A4版 160頁 

(2015年3月4日16:50配信)