チャールズ・H・ダラスの肖像写真を発見

 米沢牛が全国に知られるきっかけを作った英国人チャールズ・ヘンリー・ダラスの肖像写真がこのほど見つかった。見つけたのは、株式会社米沢食肉公社代表取締役の尾崎世一さんで、11月30日、調査を依頼していた東京大学附属図書館より、ダラスの肖像写真が掲載された本の写しが尾崎社長のもとに送付されてきた。
 従来、米沢ではダラスを紹介する本やイラストなどはあったが、実際の写真は見つかっていなかった。肖像写真が掲載されている本は、東京の日報社によって明治43年5月に復刻された「大学学生溯源」上巻にあり、著者は橋南漁郎。米沢赴任前のダラスが暴漢に襲われた事件のことが触れられている。
 尾崎社長は、「平成16年5月に出版した『米沢牛の系譜』の出版にあたり、ダラスの写真を数年に渡り探していた。長年の念願がかなった。写真を見てダラスが好青年であることが分かった」と話している。米沢牛ロマンに一石を投じる発見となりそうだ。(米沢日報 平成18年12月3日号)

尾崎世一氏