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          わが交遊録


「4年制化に尽力された後藤源先生との出会い」
                          遠藤 恵子
   
 県立米沢栄養大学が誕生したのは後藤源先生のおかげです。私が米沢女子短期大学の学長に就任した際、米沢のある集まりで後藤先生に初めてお会いした。
 その時に後藤先生から「これから米短をどのようにお考えですか」と聞かれ、私は「どんなにすばらしくても短大のままでは存続が厳しくなる。特に栄養士だけは資格不足で、これからの社会では病院や施設で管理栄養士が求められているため、健康栄養学科だけでも4年制化したい」と何気なく話した。
 後藤先生は私の訴えたことを正確に捉えて下さり、その後1週間も経たないうちに、「学生募集の状況や管理栄養士の資料がほしい」と頼まれた。
 後藤先生はその資料を基に、県議会で知事に管理栄養士の必要性について質問された。それから県でも管理栄養士課程の設置に向けた動きが本格化するようになった。後藤先生は新潟にある管理栄養士課程や設置の準備を進めていた熊谷の現地視察して自分でデータを集められるほど熱心に調べられていた。管理栄養士課程に関してとても理解して頂き、私以上に積極的にあちらこちらに走って頂いた。
 私は「大学の管理栄養士課程も含めた4年制化は到底不可能」と思っていたので、このように新たな大学が設置されるとは思いもしなかった。後藤先生には本当に感謝している。(えんどうけいこ@県立米沢女子短期大学前学長)

平成26年4月13日 米沢日報掲載
平成27年1月30日14:45配信