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花いっぱい運動推進協議会会長 江川栄助氏


ーー米沢市花いっぱい運動推進協議会が出来た経緯は。

江川氏 米沢市市民憲章が制定されて来年の平成24年で制定50周年となりますが、31年前の昭和56年、市民憲章の中にある「郷土を愛し、きれいなまちをつくりましょう」という精神を具現化しようと設立されたものです。

 株式会社丸定の元社長だった佐藤良平さん(故人)が初代会長を務められました。佐藤初代会長は常日頃において、「人に愛、花に水」の言葉を唱えておられましたが、米沢市花いっぱい運動推進協議会では初代会長の心を今もずっと引き継ぎながら運動を続けております。

 平成22年に設立30周年をお祝いし、記念誌を発行させて頂きました。

ーーどのような組織体制で活動をされていますか。

江川氏 事務局は置賜総合文化センター内にある米沢市社会教育体育課の中にあります。組織としては、歴代会長に顧問に就任頂き、会長そして理事が30名位おります。理事は各団体からの代表や個人ボランティアの方々からご参加頂いております。予算はすべて米沢市の補助金で運営されています。個人会費はありません。

ーー活動の中身はいかがですか。

江川氏 会の名前の通り、米沢市内を花で一杯にしたいということで、地域、企業、学校に花植のポットを無償で貸与して花を植えて頂いております。以前は有料花苗を栄光園でつくってもらい、配布していましたが、現在はそれぞれの地域の実状にあった花苗を植えて頂く意味からも各自で購入頂いております。¥

 また、4年前から花壇コンクールを開催しています。そのきっかけは「天地人」記念として開催したものですが、大変に好評だったことから、毎年開催しようということになりました。現在は、団体と個人、企業とか学校などの応募を頂いております。コンテナガーデン講習会は、昨年、町内会等で9回開催され、生涯学習フェアでも実施し延べ300人近い方々が受講されました。

 小野川小町公園や主要道路沿線への植花活動も地区の方々のご協力で進めています。

ーー活動をやってきての成果は。

江川氏  これまでの30年余りの活動を通して、花いっぱい運動の活動の輪が市民に浸透して広がっていると感じます。市土木課で取り組む道路沿線の美化運動もあり、それぞれ活動内容は違っていますが、米沢市の美化のために力を合わせていきたいと思います。

 初代会長の佐藤良平さんは、福島県にある花見山のようなイメージの花の山をつくりたいと考えておられたようです。私達もその実現に向けて努力していきたいと思います。

ーー会長としての抱負は。

江川氏 昨年5月から会長を務めさせて頂いていますが、米沢市がもっともっと市民や観光客の皆さんから愛されるまちになるように花をいっぱいにしていきたいと思います。

 花壇コンクールは御陰さまで好評です。自分だけでなく、人にも見て頂いて楽しんで頂くように今後もPRを重ねていきたいと思います。

 30周年を節目として、各種団体や市民一人ひとりの皆様のご協力をいただきながら、より一層花いっぱい運動を進めていきたいと思っています。

 そしてこの運動を通して美しい自然を大切にし、郷土を愛する心で次代に誇れる町づくりをより多くの人々が実践されることを願っております。



えがわ えいすけ
 昭和21年生まれ。県立米沢興譲館高校、山形大学教育学部卒業。昭和44年4月、山形県教員採用。平成19年3月、米沢市立東部小学校校長で退職。鷹山公と先人顕彰会理事。米沢有為会米沢支部理事。平成22年5月から現職。