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米沢市赤十字奉仕団 委員長 高田 伯泰氏


 昨年12月、米沢市に念願叶った赤十字奉仕団が結成された。4月から本格的な活動が始まり、委員長を務める高田氏に新年度の意気込みを伺った。

ーー結成の経緯について。

髙田氏 米沢市以外の置賜地区には赤十字奉仕団があるが、「なぜ大きい市の米沢に無いのか」ということについて親しい仲間と議論いたしました。日本赤十字山形県支部で指導者として活動していた仲間もおり、「じゃー立ち上げようか」と結成にむけて準備を行ってきました。

 ようやくメンバーも集まり、米沢市奉仕団として登録しようと考えていた矢先、3・11の大震災などが重なり、山形支部長(県知事)から認可されたのは9月末日。12月20日にようやく結団式を迎えました。

ーー組織と活動について教えて下さい。

髙田氏 奉仕団は赤十字の活動を支えるボランティアで、住み良い地域をつくろうという気持ちで活動しています。団員は現在は66人、主婦や定年を迎えた方、比較的自由に活動時間を作れる仲間が多いようです。

 活動は地域のニーズに合ったものにしたいと考えております。6月30日から7月1日には山形県支部委員・徳島県支部委員と合同で女川町仮設住宅で炊き出しと被災者との交流会に参加しました。6月には市内の普門寺で米沢市BBS会と共にクリーン作戦、8月には救急法の講習会、9月松川河川敷でクリーン作戦、11月は手話講習会を予定しています。

ーー奉仕団の向かう先は。

髙田氏 信条としては「あってはならない、なくてはならない」です。私達が活躍するような災害があってはならないのですが、いざというときに備え、炊き出し、救急法、手話などのセミナーや体験で団員のスキルアップを図っていきたいと考えています。

ーーボランティアの心構えはどんなことですか。

髙田氏 「寄り添う心」を大切にということでしょうか。一見簡単そうですが、ボランティアは大変難しいものです。頑張っている方に「頑張って」と励ましても、「これ以上何を頑張るんだ」という心の行き違いが生じます。「やってあげている」という気持ちを少しでも持たない謙虚さも必要ですね。

 災害のときに「弱者が主張できない部分をサポート」ができる奉仕団でありたいと思っています。

 私達は災害時ボランティアのリーダーとして「寄り添う心」をモットーに日々研鑽し、すべての人びとのしあわせを願い、陰の力となり、よりよい奉仕が出来るよう務めたいと思います。

たかだ のりやす
1944年生まれ。埼玉県出身。退職後、米沢市に転居。米沢市障害学習ボランティア(マナビスト)取得。(絵画サークル)彩りの会会長、米沢市鷹山大学(市民大学)教授