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米沢青年会議所 第52代理事長 本多作之助氏


 公益社団法人米沢青年会議所(米沢JC)の2013年度理事長に就任した本多作之助氏に、理事長としての抱負、同会議所の現状や今年度の活動計画などについて聞いた。

ーー米沢JC第52代理事長としての抱負をお聞かせください。

本多氏 JCは、「まちづくり」、「青少年育成」、「地域活性化」の3本柱を事業活動にしています。私はこの事業活動で大事なことは、事業の目的をしっかりと捉えることだと思います。何のために活動しているかが理解できれば、何を伝えて、どう展開するかなど、ぶれないで事業を進められます。
 今年のスローガンは、「ワクワクした夢を共に語れ!」〜「本気」と「情熱」が未来を創る〜としました。大人は未来の夢を語り、語ることで言葉が心を作り、行動に現れてきます。それを周りの人たちや子どもたちが見ていれば、きっと良い未来を創っていけると思います。それには「本気と情熱」が必要なことは言うまでもありません。

ーー今年度の具体的な事業に加えいかに市民を巻き込んでいきたいとお考えですか。

本多氏 「まちづくり事業」として、2月の雪灯篭まつりと10月のまちづくりプロジェクトを計画しています。雪灯篭まつりは、米沢JCが始めたものですが、今や米沢の冬の風物詩となり、県外からも多くの観光客がお越し頂けるようになりました。今年の雪灯篭まつりでは、雪を使った遊びのテーマパークを作りたいと考えています。

 まちづくりプロジェクトは、活性化したい施設を利用しての婚活イベントです。「青少年育成事業」は、4月に参加型の講演会開催、 8月にキャンプ事業を予定しています。子供たちにキャンプ体験を通して成長してほしいですね。

 「地域活性化事業」では、「ミュージックフェスティバル」を継続していますが、昨年からJC会員だけでなく、幅を拡げて山形大学学生にも参加頂き、スタッフは40名となりました。企画段階から参加して頂き、学生は半分は県外出身者でした。一緒に取り組むことで米沢の魅力を感じてもらい、米沢が好きになり、地元への定着に繋がるのではないかと思います。米沢女子短大生には料理教室でお手伝い頂いたこともあります。今後、他団体との幅広い連係が大事になるかと思います。

ーーJC会員は非常に活動的ですが、日頃、自分たちをどのように機運高めているのですか。

本多氏 単に勉強会や講習会で学ぶだけではなく、まちづくり事業など、実際にその計画から準備、実施、検証という一連の流れを通して、自分たちで事業を作っていくことが何よりの学びと修練となっています。一度でも本気の経験や体験をすると、人は飛躍的に成長できるものです。その際に大事なことは、事業の目的、背景をしっかりと押さえておくことです。前年と同じ事業をするにしても、そこに新しいエッセンスを入れることで、全く新しいものとなります。事業をしっかり行うことが、米沢JCが目指す本当の勉強の仕方だと思います。

ーー最近のJCとしての動きは何ですか。

本多氏 毎年1月、日本JCの活動方針などを話し合う「京都会議」があります。今年度は今月18〜20日に京都で開催されます。全国のJCでのいま懸案事項は、公益社団化か、一般社団化の切り換えのタイムリミットが今年年末に迫っていますから、ラストスパートをかけています。

 米沢JCは、創立50周年に合わせて2年前に公益社団法人の認定を県内一番で取得しました。県内のJCでの切り換えは、米沢JCのものがベースとなっています。県内で一番というのは、大変に重みがあると思います。先輩方の取り組みに敬意を表するものです。

ほんださくのすけ
 昭和52年米沢市生まれ。県立米沢興譲館高、福井大学工学部卒業。平成11年4月、松井建設(株)入社、同18年3月退社後、翌4月、(株)本多建設入社。現在、常務取締役。同19年に米沢青年会議所入会。一級建築士、一級建築施工管理士、二級福祉住環境コーディネーター。