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カフェラボラトリー 所長 完戸修平氏


 米沢市内で「HEAVEN」(ヘブン)、LABORATORY(ラボラトリー)のカフェ2店舗と雑貨・アクセサリーショップ「LABO PLUS(ラボプラス)」を経営し、地域の賑わいづくりに貢献する完戸修平さんにお話を伺った。

ーーお店をオープンしたのはいつですか。

完戸氏 2000年にヘブン、11年11月にカフェラボラトリー、12年9月にラボプラスをオープンさせました。当初はアクセサリー作りを行うためにカフェを開きましたが、市内を見ていても歩いている人が少なく、寂しさが感じられるようになりました。私は人が歩いているのを見ながらコーヒーを飲むのが趣味なのですが、いつからか"人が集まるカフェを作れば出歩くようになるはず"と思ったことが中心部にカフェをオープンさせるきっかけとなりました。そして、コーヒー好きも高じて、2号店となるカフェラボラトリーをオープンしました。

ーーカフェ、アクセサリー作り、ショップを運営するなど、様々なことに挑戦されていますね。

完戸氏 ラボプラスは25坪の広さに現在5ブースが出店していますが、各オーナーで営業する形態をとっています。店舗ごとに小さな「まち」をコンセプトにしています。店内を歩きながら見て回るとお分かり頂けると思いますが、統一された規格のお店が建ち並ぶのではなく、それぞれのオーナーがそれぞれの店作りをしています。各オーナーがいるからこそ、私ではできない全く新しい店作りが可能となりました。

 カフェで人を集め、集まった人たちが米沢市内の各商店やラボプラスに流れを作るように店作りを行っています。カフェは旅人が目的地とする場所でもあり、良い雰囲気、店内のカフェがあれば人は必ず集まるのです。

ーー完戸さんにとって米沢はどのようなまちですか。

完戸氏 率直に言えば、自由度が高く、とても面白い街で、すごく可能性があります。シャッターが閉まっている場所もありますが、古い建物が残り、そこにチャンスが隠されています。そして、面白い人がたくさん集まっています。プロデュースの仕方によっては、何もかもが作り込めるまちです。

 まちづくりは毎日頑張ってやるぞと思うのではなく、"したいからする"のです。「人が歩いていればいいのにな」と思えば、それは自分の仕事になります。自分がやるしかないとか、義務感でやろうと思うのではなく、趣味として、面白い町づくりの一端を担える1人になればと思います。地道に、着実にやっていくことが必要ですね。

ーー今後の目標と夢を聞かせて下さい。

完戸氏 地元の人に来店して頂くのみならず、県外など遠くの方もお越しいただけるお店にしていきたいです。観光にいらしたお客様は、歩いて市内を回るはずです。ゆったりとカフェで過ごしていただき、市内の観光地に向うという流れも作りたいです。上杉神社までの道路に人の流れを作ることが一番の目標であり、今閉まっているシャッター通りの店が再びオープンされる日を楽しみにしています。

ししどしゅうへい
 昭和48年米沢市生まれ。米沢中央高校を卒業後、19歳でアメリカ・カリフォルニア州UMHB College of Businessに留学、帰国後は2000年にヘブンをオープンし、現在はアクセサリ作りを行う傍ら、カフェ2店舗と雑貨1店舗を経営。