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東北労働金庫米沢支店 支店長 佐々木文敏氏


 今年3月5日より、東北労働金庫米沢支店長に就任した佐々木文敏氏に、労働金庫の現状や新支店長としての抱負をお聞きした。

ーー東北労働金庫が今年、10周年を迎えられましたね。

佐々木氏 現在、東北地方全体では76店舗、県内13店舗、置賜地方には米沢、長井、南陽、小国の4店舗を構えています。

 それまでの県単位で経営していましたが、平成15年の統合以来、東北が一つになり、今年で10周年を迎えました。統合というスケールメリットを打ち出すことで、お客さまへのサービス向上を目指したものでした。当初の目的を完遂するよう、職員一同日々精進を怠ることなく前進してまいりたいと思います。

 10周年記念キャンペーンとして、4月1日から 積立型預金をされた場合には、景品の贈呈、夏、冬のボーナスキャンペーンを実施してまいります。

ーー新支店長としての抱負をお聞かせ下さい。

佐々木氏 米沢は山形県内における労働金庫発祥の地です。これまで築いてきた歴史を守り、発展させていかなければなりません。労働金庫は労働金庫法という法律に基づいて運営されていますが、これは勤労者が対象であり、その福祉向上を目的としたものです。

 「労働金庫とは何か」と問われたならば、私は愛情を提供する金融機関だと思っています。勤労者の生活応援や生活改善を共に考え、お手伝いをさせて頂くことこそが、労働金庫の本質的な仕事であり、「労働金庫を利用して良かった」と言って頂けるような金庫(金融機関)を目指しております。

ーー支店長として、これまで山形南、南陽、そして米沢と赴任されてきましたが、何か地域的な違いはありますか。

佐々木氏 やはり地域毎に、それぞれの深い歴史と文化を有していると感じました。そこに住む人たちの考え方で、ニーズ等大きく変わって参ります。そのため地元住民から学び、尊重して地域や勤労者の方々の貢献ができるお手伝いをさせて頂くことが、我々によって重要なポイントになると思います。まちを好きになり、まちの中に溶け込み、まちの人たちと親密な関係を築いていきたいですね。

ーー米沢支店の現状は。

佐々木氏 米沢地域は東北有数の工業出荷額を誇っています。とりわけ、電気機械製造の工場が多く、そこに勤務する労働者やその家族の人数も多いのが特徴です。このような地域事情もあり、市民の間で労働金庫の存在が広く知れ渡っているというのは、本当に嬉しいことです。労働金庫の融資を受け、「自宅を建築した」、「車を購入した」、「大学の学資に使った」など、身近な生活の向上に向けて多くの方にご利用を頂いています。

 会員以外の一般のお客様の預金は、20%以内と労働金庫法で決められていますが、米沢支店では、現在13%強と年々高まってきております。これは市民の間での労働金庫の認知度が高まっている証しと言えます。

ーー労働金庫の将来をどのような姿にしていきたいですか。

佐々木氏 米沢支店は来年、創設60周年を迎えます。これまで米沢支店を応援して下さった地域やお客様の皆様に深く感謝を申し上げると同時に、勤労者世帯の生活状況に応じて、私たちとしてできる最大限の努力をしていかなければならないと思います。ATMの手数料無料化での還元もその一つです。

 労働金庫職員は、常に夢をもって熱く語れる人間になってほしいと思います。お客様にその思いを伝え、「労働金庫を利用して良かった」と言われるような金融機関を目指していきたいと思います。今後とも宜しくご指導をお願い申し上げます。

ささきふみとし
 昭和31年、秋田県本荘(現由利本荘)市生まれ。秋田県立本荘高校卒業後、昭和50年に山形県労働金庫(現東北労働金庫)入庫。山形支店を皮切りに、新庄、鶴岡、酒田、寒河江、会津若松の各支店を経て、山形南、南陽の両支店長、今年3月より現職。