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米沢市議会議長 島軒 純一氏


 今月16日に行われた米沢市議会正副議長選で第64代議長には島軒純一氏、副議長に佐藤弘司氏が決まり、当選2期目の正副議長が議会を運営する。島野軒純一議長に抱負を伺った。

ーー就任おめでとうございます。抱負を聞かせてください。

島軒氏 市民の皆様にこれまで以上の説明責任を果たしながら市民の思いを受け止め、議論を活発化し、それを政策提言ということで実現しながら、市民により身近な議会づくりに邁進したいと思っています。

ーー議長選では全議員24票のうち白票7票、副議長選でも白票12票と異例とも言える形でしたが。

島軒氏 議長、副議長ともども2期目ですが、議員24人のうち、8期1人、6期1人、7期1人、5期3人、4期2人、3期2人、1、2期目14人で3期目以下の議員が16人と若い期数の議員が多い議会構成になっています。現実的には期数の若い議員が多いと理解をしてもらっていても経験が浅いという心配が白票に繋がり、判断がつけられなかったのではないでしょうか。
 (白票の方々へ向けて)今後の活動を通して、ご理解をして頂けるように努力していきたいと思っています。

ーー島軒議長は先の「まちの広場」に新複合文化施設建設する案件には最後まで反対し、反市長派という声もあります。市長や行政に対してどういうスタンスでいくのか。

島軒氏 特別に市長に対して反対してきた訳ではなく反市長派ということではありません。今までは会派の代表であったり、一議員として発言をきちんとすべきだとする信念もありました。市民の意見もあり、市長の説明が必要だろうという案件については、「議論や説明が必要ではないか」と言ってきたつもりです。今後は議長という立場ですから私の意見を先に話す立場でもなく、議員皆様のご意見をいただきながら、中立公平な立場で議会のまとめ役として邁進していきます。

ーー議会基本条例が昨年12月議会で可決され、今年4月1日から施行された。なぜ、条例が必要なのか。

島軒氏 議会は公正・透明・信頼のある市民に開かれた議会を目指さなければなりません。

 条例にしなくてもという声もあったが、市民に対して説明会をしたりしなかったり、都合の悪いことはしないということのないように、「説明責任を果たすべき」ということからあえて条例化しました。今までは当局のチェック機能ということに重点を置いてきたが、市民が議会に求めているのは議論の課程の説明責任だと思います。対立議案に議員同士が、どんな考えで議論し、議決したかを知らせることで問題点が見えてくるのではないでしょうか。委員会と説明会を可視化することで議会への理解が得られるはずです。

ーー具体的にどんなことに取り組んでいくのか。

島軒氏 各議員の政治活動報告会とは別に、市議会として年に数回「議会報告会」として、市長が提案する政策や議会の議論経過や活動について市民に説明していきます。その中での意見や問題点について検討する「広報広聴委員会」という専門部署を置き、議論し政策提言に繋げていきたいですね。

 市民に伝わるようなわかりやすい議会になるよう取り組んでまいります。

しまのきじゅんいち
 昭和34年米沢市長手生まれ。山形大学農学部卒業後、米沢市農業協同組合入組。平成4年に広告会社(有)しまぷらん設立、平成19年5月初当選。予算特別委員会委員長、議会基本条例検討委員会委員長。会派は一新会