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米沢税務署 署長 古瀨忠昭氏


 今年7月16日、米沢税務署第67代署長として着任した古瀨忠昭氏に、新署長としての抱負や税務行政全般について伺った。

ーー新署長としての抱負をお聞かせ下さい。

古瀨氏 私どもの仕事について国民の皆様より負託されていることは、いつの時代でも同じです。それは納税者の方々の公平性を保つことであり、それを中心に据えていきたいと思います。着任に当り、職員に対しては納税者の方々に懇切丁寧に接し、税の執行官庁として仕事は粛々と進め、誤りの無いようにすること、行政サービスの低下を引き起こすことの無いように訓示致しました。

ーー国家公務員が削減方向ですが、米沢税務署の現状はいかがですか。

古瀨氏 現在、私以下33名です。昨年に比べ人員が3名減少しましたので、部門によってはきつい所もあるかもしれませんが、山形税務署や仙台国税局のバックアップ体制もありますので、納税者の方々へのサービス面での低下はないものと思います。

 税務行政を進める上では、地域の税務団体との連携が大事であると思います。様々な広報や税制の周知について、これらの団体に対してこれまで以上のご協力を戴ければありがたいと思います。

ーー安部首相は今年10月までに、来年4月以降の消費税増税を実施するか、最終判断するとしています。アップする場合、半年足らずの短い期間で周知徹底を図る必要です。

古瀨氏 税務署は税の執行機関として、立法府の方が定めた執行日を前提としてゴーサインが出るまでは動き出すことはできませんが、執行日に確実に動くためには、某かの準備は組織としては必要になります。ゴーサインが出た暁には遅れを取らないように、準備は粛々と進めております。

ーー消費税の滞納件数や滞納総額が減少しているとのことですが。

古瀨氏 確かに全国的傾向として、消費税の滞納件数や滞納総額が減少しております。消費税は消費者からの預り金的な税ですから、その滞納は税務署としては大きな課題であるわけです。引き続き、市町村や関係団体の広報を通じて期限内の納入をお願いして参ります。

ーー昨年、米沢税務署を全面リニューアル致しました。お客様の反応はいかがですか。

古瀨氏 押し並べて良好な反応を戴いております。従来、建物の裏にあった会議室を前の方に移動したほか、外装には材木を使って茶系統と白色で統一し、回りの景観に合わせたデザインとなっています。また、駐車場を広く取りましたので、利便性が向上したものと思います。

ーー確定申告は今後当庁舎で行われるのですか。

古瀨氏 確定申告の会場としては、現状の会議室はちょっと狭いというようにも感じています。確定申告は国税にとっての一大イベントであることには違いありません。管内の納税数や税収などの要素を含めて、仙台国税局と今後、場所について詰めて行くことにします。

ーー米沢税務署管内二市二町の納税者に対して、メッセージをお願いします。

古瀨氏 東北地方では、種々の団体組織率が低下している中で、米沢地区は高い組織率を維持されていますが、これは役員や地域の皆様の結束力が強くまとまりが良いからだと思います。税の啓蒙に対しても様々な取り組みを頂いておりますが、租税収入は国の基幹ですから、それを支えて行くという観点からも、これまで以上に協力団体の皆様と協調し、国の申告納税制度の理解と普及に努めて参りたいと思います。

ふるせただあき
 昭和28年山形市生まれ。昭和47年、仙台国税局総務部勤務、平成13年新庄税務署総務課長、同17年仙台国税局調査査察部特別国税調査官、同21年湯沢税務署長、同23年仙台国税局課税第二部資料調査課長等を歴任し、同25年7月より現職。家族は妻と二女。