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(株)平山孫兵衛商店 代表取締役社長 平山順一氏


hirayamajunnichi

139年間、ふるさとの味一筋
老舗企業として楽しい食卓のお手伝い

 今年3月に地元醤油・味噌製造業・平山孫兵衛商店の第4代目社長に就任した平山順一氏に今後の抱負を伺った。

ーーまずは、新社長としての抱負をお願いします。

平山氏 私どもは食品製造業ですので、会社のモットーでもある「楽しい食卓のおてつだい」をもとに、皆様に安心して美味しく食べていただき、楽しい食卓のひとときを楽しんでいただけるような商品づくりをしていきたいです。現在は地元置賜を中心に、山形市や福島市、宮城県の一部の店頭で取り扱いしていただいております。まずは、地元の幅広い年代の方々に喜んでご利用いただけるような商品づくりを目指し、そして、当社の商品を通して地域社会貢献に繋げていければと考えております。

ーー現在はどの様な商品をラインナップされていますか。

平山氏 調味料では、主力商品であり、かつをだしがたっぷり、卵かけごはんや麺つゆ、鍋物など、どんな料理にでもお使いいただける「うまいたれ」をはじめとして、低食塩で旨味たっぷり、掛け醤油に最適な「味まるひら」、お刺身だけでなく肉料理にも合う「さしみ用千歳」など、計9種類を製造しております。醤油以外にも天然醸造で豆の旨味を十分に引き出したお味噌、そして、このお味噌で4度漬け替えをし、昔ながらの風味が醸し出された味噌漬など、多数取り揃えております。
 また、これらの商品を組み合わせたギフト商品は、多くの方に喜ばれるものとなっております。インターネットでも販売しておりますので、お中元やお歳暮、お彼岸など、大切な方々にお贈りする際にはぜひご利用下さい。

ーー会社の歴史を教えて下さい。

平山氏 平山家は上杉家とともに米沢に入部したことが由縁です。私で十四代目となりますが、江戸時代には上杉藩の御用刀研師をしておりました。上杉神社宝物殿にも「平山孫兵衞」の銘が入った刀が納められています。機会があれば見ていただきたいものです。その後、廃刀令が出た明治時代になると、先代が「人を殺めるものではなく、生きるために必要なものを作りたい」と、生きるために必要な食事に欠かせない味噌・醤油の醸造を始めました。
 昭和三十年代になると、自家製の味噌を使った漬物を始め、20種類の野菜山菜を漬け込んだぽろぽろ漬をはじめとして、今でも昔懐かしいお漬物を製造しております。
 そして、昭和四十年代になり「うまいたれ」の醸造が始まりました。だし醤油などは今でこそ当たり前のものになっておりますが、この当時では先駆けの存在だったと聞いております。そういった意味でも、これからも皆様に美味しくご利用いただける商品作りを心掛けていきたいものです。
 私どもの会社は明治九年創業ですので、今年一三九年目となります。来年は節目の年になりますが、長い歴史をこれからの未来に生かして頑張っていきたいですね。

ーー愛用者の皆さんにメッセージをどうぞ。

平山氏 先ほどもお話ししましたが「楽しい食卓のおてつだい」が、当社のモットーでございます。皆様に安心に美味しく食べていただける商品作り、地域の皆様に愛される会社、地域に貢献できる会社づくりを心掛けていきたいです。今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

2014年4月13日米沢日報掲載
2015年1月24日20:00配信

ひらやまじゅんいち
 昭和48年、米沢市生まれ。米沢興譲館高校卒業後、福島大学を経て、平成8年、㈱平山孫兵衛商店入社、平成26年3月に同社社長就任。