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日本政策金融公庫米沢支店

     支店長兼国民生活事業統轄 岩下 学氏


iwashitamanabu
 一軒一軒のお客様を大事にしていくことが
     地域の活性化と雇用維持につながる

 今月2日、日本政策金融公庫米沢支店の支店長兼国民生活事業統轄として着任した岩下学氏に新支店長としての抱負や日本政策金融公庫の現状などについて聞いた。

ーー米沢支店長就任おめでとうございます。これまでどのような仕事をされてきましたか。

岩下氏 鹿児島支店では融資担当、福岡支店では創業支援担当など、一貫してお客様の生の声をお聞き、企業活動をご支援する仕事をしてきました。前任地の広島支店では、中国地区総括室長として中国地方5県を統括する仕事にもかかわりました。この度、米沢という東北での初めての勤務ということになりますが、大いに地元の方々との交流を深めさせて頂ければ幸いです。

ーー支店長としての抱負をお聞かせください。

岩下氏 米沢支店が私自身、初めて支店長というマネジメントの仕事になります。支店の内部的には、職員が仕事をし易い環境に整備していくというのが大事なポイントです。
 私どものお客様は中小企業が殆どですから、中小企業に元気になって頂くことが地域の活性化、また雇用維持にも繋がってまいります。したがって、一軒一軒のお客様を大事にしていくことが地域のお役に立つことだと理解しています。
 日本政策金融公庫の国民生活事業は、小口融資をきめ細かく対応させて頂いております。また創業支援としての融資を積極的にさせて頂いておりますのでご活用下さい。

ーー米沢支店は置賜地方の3市5町を1店でカバーしておりますが、テリトリーが広く、サービス面で支障はありませんか。

岩下氏 日本政策金融公庫の支店は全国に152ありますが、米沢支店の管轄はほかの支店と比べても必ずしも大きな方ではありません。支店によっては泊まり掛けでないと行けない場所もありますから、サービス面でのご不便をかけることはないと考えています。現在、米沢支店は10名体制で対応させて頂いております。

ー日本の企業数が毎年減少しています。製造業の空洞化、価格競争の激化、ビジネスモデルの変化など、企業が生き残っていく環境は年々厳しくなっております。その対応としてはどんなことが考えられますか。

岩下氏 私は長年お客様と接する最前線におりましたので、昨今の景気動向、中小企業の直面する現実などを肌で感じてきました。個人商店のような場合、経営者が高齢化して引き継ぐ跡取りがいなかったり、大型店が出店して販売不振になったりと、経営は言葉で言い表せない程の厳しさを増しております。
 経営は、個人商店でも中小企業でもやはりイノベーション(経営革新)や新商品の開発による新顧客の開拓など、不断の努力が求められます。インターネットの時代になって、販売はその地域だけに止まるものではありません。良い商品を作ることでお客は日本国中、あるいは世界にいると考えると良いと思います。

ー最近、日本政策金融公庫として取り組んでいることは。

岩下氏 「創造力、無限大∞ 高校生ビジネスプラン・グランプリ」というものに取り組んでいます。
 昨年は全国から1546件のエントリーがありました。これは日本政策金融公庫が創業者向け融資のパイオニアとして、長年培ってきた経験、ノウハウを「企業教育」の現場に還元したいと考え、全国の高校生を対象に、昨年度に初めて開催したものです。創業の種を幅広く蒔き、将来の起業家を増やすための取り組みです。
 山形県からは村山農業高校が「地元特産物 自然薯を用いて町の活気を復活させる!」で、ベスト100の中に入りました。

ーご趣味は何ですか。

岩下氏 高校では野球部、大学ではバドミントンサークルに所属していましたから、体を動かすのが好きです。鹿児島支店時代は、自転車(サイクリング)を楽しみました。景色も素晴らしいですから、米沢ではランニング、山登り、渓流釣りも始めてみたいと思います。

2014年4月20日米沢日報掲載
2015年1月24日20:00配信

いわしたまなぶ
 昭和37年、熊本県熊本市生まれ。県立熊本高等学校、九州大学法学部卒業。昭和61年4月、国民金融公庫(現日本政策金融公庫)入庫。平成15年3月、鹿児島支店融資第二課長、同17年3月、福岡支店創業支援課長、21年8月、池袋支店副事業統轄、同23年8月、中国地区総括室長(広島支店内)、同26年4月より現職。家族は妻、三女。