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         文芸サロン

二月句会
        米沢俳句会

舟折るを忘れしがまだ三ヶ日   磯部知子
風花や声弾ませて下校の児    伊藤 勉
北風に乗せて送らる鬼の面    遠藤鉄雄
厳寒に美を生み出せし陶土かな  小川孝子
鬼よ来て始末して欲し軒の雪   神原省治
ねんねこに包まれ嬰の寝息かな  木村正子
星しぶき寒の三日月舟となる   佐々木昭
追儺豆握り小鬼の眠りをり    佐々木泰子
悴む手包む母の手母の息     佐々木清子
除雪車の来て山脈をゆり起こす  佐藤和雄
酒蔵に活気あふれる寒の明け   佐藤君子
節分会鬼かと思ふ軒の雪     高橋寿子
節分や鬼と豆とが競ひ合ふ    田中寛子
日脚伸ぶ老いて狂わぬ腹時計   戸田三郎
針箱の乱れを直し浅き春     永井しげ子
寒落暉イスラム国とはいづこなる 原田芦雪
雲間より洩るる光や浅き春    渡部美知子

2015年2月21日(土)於 西部コミセン

(2015年2月25日19:10配信)