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          文芸サロン

睦月句会
            米沢俳句会

初春や戸惑ひつつも古稀迎ふ  石口達郎
熱燗の旨さ解らぬ下戸悲し   磯部知子
暖冬は何の兆しぞ天仰ぐ    伊藤 勉
福島の鬼界の果ての冬景色   小川孝子
年またぎ津々浦々へ除夜の鐘  神原省治
ゆっくりと雲流れゆく初御空  木村正子
弓始めきりきり鬼門の大気裂く 佐々木昭
初わかな微塵切して離乳食   佐々木泰子
初参賀御代を寿ぐ旗の波    佐々木清子
齢には齢の夢あり初詣     佐藤和雄
仰ぎ見る大空染める初明り   佐藤君子
新年の光を受けて松緑     高橋寿子
初御空行方の広く息ひとつ   田中寛子
初笑ひ一人笑ひで済ましけり  戸田三郎
里帰り雪と雨とが入り交じり  足澤 聡
朝々に椿のつぼみ眺めおり   永井しげ子
獅子奮迅謹賀新年長き舌    原田芦雪
裏庭に見守り繁る親子草    渡部美知子

(2016年1月20日 9:55配信)