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          文芸サロン

霜月句会
             米沢俳句会

秋晴にはじける笑顔一等賞    石口達郎
遠山は白く尖りぬ柿日和     磯部知子
そぞろ歩く昔宿場の秋の暮    伊藤 勉
豊作の松茸御飯の至福得し    小川孝子
双頭の言い争いや枯葉鳴る    神原省治
朝日さし実り輝く稲穂かな    木村正子
季を纏ひ銀河の鄙に浮かぶ星   佐々木昭
離乳食りんご擂る手を見つめらる 佐々木泰子
追われつつ釣瓶落としの一日かな 佐々木清子
湖の面に影を映して紅葉散る   佐藤和雄
稲の出来夫と語りし畦の端    佐藤君子
蕾まだ二つ残れり秋惜しむ    高橋寿子
道すがら銀杏落葉の通学路    田中寛子
晴れ晴れと秋の大空乾きをり   足澤 聡
寒き朝過ぎし季節の懐かしく   永井しげ子
木枯らしや離るる老いの結びつき 原田芦雪
奥の間より見入る景色や秋深し  渡部美知子

(2016年11月23日10:30配信)