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          文芸サロン

水無月(みなずき)句会
              米沢俳句会

minazuki17


その先は熊の住処ぞ暮の滝        石口達郎
切株は銀杏青菜の鬱蒼(うっそう)と   磯部知子
梅雨寒や明るき政治いつ来たる      伊藤 勉
お茶会や菊花模様の絹単衣        小川孝子
空にぶく梅雨よぶ声の降りてきて     神原省治
女生徒の声も明るき衣更(ころもがえ)  木村正子
ウルマンの琴線(きんせん)に触る雲の峰 佐々木昭
抱き上げし嬰が胸蹴るさくらんぼ     佐々木泰子
山登り我が健脚を疑へり         佐々木清子
炎天下パークゴルフの技競う       佐藤和雄
郭公にさそわれ急ぐ今朝もまた      高橋君子
たくましき青葉大樹にほほを寄す     高橋寿子
窓開けて網戸の具合確認す        田中寛子
芍薬や小さな庭を彩りて         濱田洋子
病葉を掃きて憂き日を送るなり      永井しげ子
核に核構ふる愚か青田風         原田芦雪

平成29年(2017)6月17日 (於)米沢市西部コミュニティセンター

(2017年6月20日16:00配信)