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3月29日

道の駅「いいで」自然エネ導入、防災拠点へ

 飯豊町・道の駅「いいで」で、防災拠点化設備と自然エネルギー導入事業完成セレモニーが27日開かれ、本格的に稼働した。

 今回導入されたのは、太陽光発電設備と電気自動車充足充電器で、災害発生時にはリチウムイオン蓄電池に貯えられた電力供給が可能となったほか、併わせて国土交通省山形河川国道事務所で発動発電機も設置され、停電時には最大で3日間稼働できるなど、避難場所として利用される。

 町では、県市町村防災拠点再生可能エネルギー導入促進事業による補助を受け、物産館に出力11KWの太陽電電池モジュールを48枚設置し、常用電力として利用。発電した電力はリチウムイオン蓄電池に蓄え、停電時の電力も確保した。また、北側の駐車場には、出力20KWの電気自動車用急速充電器も設置し、約50分で80%まで充電できるようになっている。町内の公共施設では初の導入。

 一方、今回山形河川国道事務所では、新たに60インチのタッチパネル式の大型ディスプレイを用いた情報提供装置と災害時支援電話、発動発電機を道路情報館に設置。県内はもとより、全国各地の事故や渋滞といったカメラ映像によるリアルタイムの道路情報から、レーダー雨量、天気、地元の観光情報が検索、印刷ができるようになっている。無停電化をはかるため、20KVAの発動発電機を備え、水洗トイレや情報提供装置を最大3日間稼働できるようになっている。

 後藤幸平町長はセレモニーで「一昨年の震災で113号線は防災の拠点として交通量が2倍に増えた。電力や水といった道の駅が果たす役割が重要視され、今後も利用者に愛され地域の人に安心して生活してもらえる施設にしていきたい」と挨拶を述べ、関係者らと設備を視察した。

 道の駅「いいで」は、平成9年にオープンして以来、新潟と仙台を結ぶ国道113号線沿いの交通観光拠点として、年間約44万人が利用する東北有数の施設。