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4月21日

「明るく生きる」佐野有美さんが講演

 生まれつき両腕と右足がない先天性四肢欠損症を持つ佐野有美さんの講演会"特別じゃない私がふつうの女の子として歩んできた23年間"が13日、伝国の杜置賜文化ホールで開かれた。(公社)米沢青年会議所(本多作之助理事長)が主催し、明るく前向きな女性に会いたいと約350人の市民が訪れた。

 佐野氏は愛知県豊川市出身で、現在23歳。小学生の頃から回りの反対を押し切って健常者の学校に入学。ハンデキャップを乗り越え、高校のチアリーディング部に入部するなど、普通の女性として生きる道を選んできた。社会人になってからは、自伝『手足のないチアリーダー』を出版したり、詩集を歌にしてCD化するなど、自らの人生を切り開き多方面で活動してきた。

 講演会ではこれまでの人生を振り返りながら「交友関係がうまくいかなくなり、ひとりぼっちになったときは辛かったが、自分を変えるきっかけに繋がった」と紹介。来場者から「恋」について聞かれ、青春真っ盛りの女性らしく「今はフリーを味わっていますが、今年こそは母の願いでもある恋愛をしていきたい」と答えた。また、23歳を迎え、今年中にチャレンジしてみたいことは「オムライスや卵焼き料理はできたので、(今流行の)キャラ弁に挑戦したい」と意気込みを語った。

 一方、佐野さんは講演の1週間前の今月6日に23歳を迎えたことから、主催者からバースデーケーキが用意され、会場全員で「お誕生日おめでとう」と祝福。佐野さんは感謝の気持ちを込めて自ら作詩した「歩き続けよう」を熱唱し、会場が一体となった。