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4月26日

米沢法人会青年部会長に吉澤彰浩氏

 社団法人米沢法人会青年部会(我妻弘一部会長)の通常総会記念講演会が22日、グランドホクヨウで開催され、公認会計士の林總(あつむ)氏が「儲けの極意〜王将とボジョレヌーボとアップルはなぜ儲かるか〜」をテーマに講演した。

 林氏は「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか」(ダイヤモンド社)で、30万部を越えるベストセラーとなった著者で、当日は120人の参加者が熱心に耳を傾けた。講演では、大衆食堂を展開する王将と高級フランス料理を提供する「ひらまつ」を例に、その経営内容を分析。限界利益、固定費などの経営の基礎をもとに、「餃子屋(王将)は固定費が少なく限界利益は低い」、「高級フレンチ(ひらまつ)は固定費が多く限界利益率も高い」という二つの仮説を立てたが、限界利益率は両者とも72%で同じであり、この仮説は間違いだったことを紹介した。一方、営業利益率は王将の13%に対して、平松は18%と大きいにも関わらず、営業キャッシュフローは、王将が5・7倍も高く、王将の儲けが大きいことが分かった。

 林氏は利益と儲けは同じではなく、在庫がどれだけの利益を稼ぐかの指標となる利益ポテンシャル(営業利益÷平均在庫)が、動的な現金獲得能力として重要であり、仕入れから製造、販売、代金回収までの日数を少なくすることで、企業の運転資金が高速回転して儲けに繋がると結論づけた。儲かる仕組みとして、「供給体制の整備」、「売上げ増加に伴う運転資金の調達」などの条件整備が不可欠とした。

 通常総会では、我妻弘一氏が退任し、吉澤彰浩氏が新部会長となる人事や活動計画、予算が承認された。