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5月18日

県経済指標、雇用情勢は下方修正

 県はこのほど、平成25年3月の経済指標を中心とした県経済動向月例報告を公表した。県経済について「本県経済は、弱含みの動きが続いているものの、一部に下げ止まりの兆しもみられる」と概況を示し、前回(2月期)同様の水準だった。ただ、雇用情勢は前回より悪化し「やや弱含みの傾向がみられる」に下方修正された。

 個人消費は大型小売店販売額(既存店ベース)は、3か月ぶりに前年を上回り、前年比2・4%増の124億円。ただ新車登録届出台数は、5か月連続で前年を下回り、3699台(前年比△5・9%)となった。一方、住宅建設は前年の水準を上回り、全体では7か月連続で前年の水準を上回り、平成25年3月の総戸数は335戸(同26・4%)だった。

 鉱工業生産の基準となる鉱工業生産指数は、情報通信機械工業や電子部品等の生産が増加したことから、2か月ぶりの上昇となったが、前年比では5・2%減少し、94・6(同5・6%)にとどまった。業種別では上昇が情報通信機械工業、電子部品・デバイス工業など15業種、対して低下したのは金属製品工業、食料品工業など8業種。

 雇用情勢では、有効求人倍率が、前月を0・05ポイント下回った。特に製造業などで弱含みの傾向が見られ、有効求人倍率は0・91倍(前月比△0・05ポイント)となり、正社員では0・43倍(同△0・04ポイント)、新規求人倍率は1・32倍(同△0・13ポイント)となった。雇用保険受給者数は5386人となっている。

 企業倒産は件数、負債総額ともに前年を上回った。負債総額1千万円以上は件数9件 (同800%)、負債総額33億円(同1万3088%)、と前年4月の1件、2500万円を大きく上回った。負債総額が多額となったのは、10億円超規模の倒産が1件、5億円超規模の倒産が3件が大きな要因。

 次回は来月に発表される。