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6月7日

ADY米沢で初「子育てサポート企業」認定

 山形労働局は子育て支援に積極的に取り組んでいる「子育てサポート企業」として、AGCディスプレイグラス米沢株式会社(三谷孝社長)と(株)コヤマ=村山市=の2社を認定、県内では計10社になった。米沢からは初の認定企業となる。

 AGCディスプレイグラス米沢は2011年度から2012年度の2年間で女性社員の出産者4人中4人が育児休業を取得、男性社員2人が22日間、27日間の育児休業を取得した。また看護休暇と家族の介護休暇制度改正は子1人の場合は年間7日間(法律上は5日間)、2人以上は年間14日間(法律上は10日間)、家族の介護休暇は1人の場合は年間7日、2人以上は年間14日間(法律は5日間)に日数の上限を拡大した。

 長男の時は2週間、次男は1か月の男性育児休業を取得した佐藤和寛さん(30)は「世のお母さんたちはこんなにハードな毎日を過ごしているのだと頭が下がる思い。急がしさの中で子どもたちの成長を日々感じながら笑ったり、泣いたり、怒ったりという時間を共有できるのはとても貴重な体験。子どもの成長は人生のほんの一瞬の出来事ですがだからこそかえがたい時間で機会を与えてくれた職場の上司・同僚には感謝している、男性が育児休暇を取る事に違和感がなくなればいい」と述べている。

 三谷社長は「昨今の急速な価値観の多様化に伴い、ワークライフバランスの捉え方に広がりが出てきたので、従来の企業運営手法では従業員のニーズに応えられない状況に変わりつつある。子育て支援に対する社内の認識を改革し雰囲気を改めるため、上司の部課長に子育て支援の意義を説き、育児休業取得率が低かった父親予備軍に取得推進を図ったことで取得率の向上を図ることができた、まだ十分浸透できたとは言い難い状況だが、活用しやすい職場環境を整えながら、従業員へ奨励し働きやすい職場に整えて行く事が責務」とコメントしている。

 同社は従業員487人(男性397人、女性90人)でフラットパネルディスプレイ用のガラス基板の製造や加工を行っている。
認定を受けるためには次世代育成支援対策推進法に基づき、従業員の子育て支援について「一般事業主行動計画」を策定し、女性育児休業取得率70%以上、男性の育児休業等取得者(従業員数が300人以下の場合は子の看護休暇等でも可)がいることなど一定の基準が必要になっている。4日には山形労働局で認定通知書交付式が行われた。