hptitle01

6月23日

米沢牛BSE検査48か月齢超、重量制限見送り

 国の方針でこれまで30か月齢超だったBSE検査対象の月齢を、7月1日から48か月齢超へ引き上げる方針を受け、米沢牛銘柄推進協議会(会長・安部三十郎米沢市長)は「国のガイドラインに沿って48か月以上、未満をしっかり分け、検査漏れのないように進める」と考えをまとめた。19日にJA山形おきたま米沢支店で行われた第22回通常総会で取り決めた。

 国の食品安全委員会の答申に基づく見直しによると、平成25年4月から行われている国内措置の見直しでは検査対象の月齢を、30か月齢超へ引き上げられたほか、米国やカナダ、フランスからの輸入を再開。平成15年(2003年)以降に出生した牛からは、BSEは確認されていないことなどを受け、今年5月の2次答申で、7月からの検査対象月例を48か月齢以上に引き上げを行う。検査は(株)米沢食肉公社で実施する。

 また、従来の去勢牛も含まれていた「米沢牛の定義」は、平成26年12月から未経産雌牛のみとなるが、重量制限は見送る方針を固めた。来年度以降で調整をすすめていく。

 対して、昨年中国で「米沢牛」の商標が3件出願された問題で、同協議会では昨年8月に中国地域団体商標制度に申請。今夏にも中国商標局から正式回答がある見通しとなっている。 

 総会では、ブランド力の維持拡大や消費拡大を図るため、各種牛肉フェアを開催するほか、今年度の新規事業として、消費者を含めた米沢牛意見交換会を来年1月に開く予定。今年度は新たに3人の飼育者を認定し、203人が米沢牛の飼育管理を行う。

 平成24年度における牛枝肉の単価は黒毛和牛雌牛A5ランクで2372円(23年度2243円)、A4ランクで1934円(同1771円)と震災以降回復の兆しを見せている。