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7月5日

会津木綿を使用「手作りパンツ」が人気

 米沢市簗沢で、Gallery Wing(ギャラリーウイング)の矢野恵子さんが製作する会津木綿を生地に使用したパンツが今人気を博している。矢野さんは戦前、両親や姉兄と米沢に疎開した経験を持つが、米沢の四季に魅せられて、昭和63年に市内簗沢にある茅葺きの古民家を購入、平成元年にリフォームを終えて住み始めた。冬は東京都多摩市の自宅で、春から秋までの大半をご主人の暉幸さんと簗沢で過ごしている。

 敷地は200坪ほど、住宅は部屋数もあり内部はかなり広い空間だ。恵子さんはこの空間が何となくもったい無いと思うようになり、米沢市民とのふれ合いの場としてギャラリーの活用を考えた。恵子さんはかつて東京世田谷にある昭和女子大学でギャラリーに勤務していたからだ。

 平成16年にギャラリー開設、その少し前から恵子さんは洋裁を始めた。生家がテイラー(洋服屋)をやっていたこともあって、何かできるのではというイメージがあった。そんな時に会津木綿と出会った。その昔、会津地方ではこの会津木綿を使ってキモノ、半天、羽織、もんぺが作られてきたが、地域によって縞模様などの柄が決まっていたそうだ。木綿は絹と違って、じゃぶじゃぶ洗うことができ、今も昔の織機を使用して製造されていることから、デザインや肌触りも素朴だ。

 今年は大河「八重の桜」が放映されていて、この会津木綿を俳優が着用していることから、人気が出て生産が追いつかないくらい忙しいという。「日本各地の木綿が衰退する中で、会津木綿は頑張っているので大切にしたい」と恵子さんは話している。

 恵子さんが会津木綿を使用して男女用にパンツを制作したところ、軽くて着易い、通気性が良く、デザインも斬新と人気を集め、小野川温泉の女将さんたちも購入していくという。各サイズがあり、販売価格はパンツが9000円、ほかに女性用のブラウス、シャツ、スカートなども取り揃えている。ギャラリーでは、愛知県常滑焼の器や愛媛県今治のガーゼタオルなども展示中。

 今後の展示予定 7月5日(金)~8月4日(日) 事前連絡要。連絡先は、米沢市簗沢3821

090-8178-2674 Gallery Wing 矢野恵子さんまで。