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7月21日

2013参院選 4氏が出馬、今日投開票

 第23回参議院選挙は17日間の戦いを経て、今日21日投開票される。県選挙区(改選数1)で立候補したのは自民党新人の大沼瑞穂(34)、共産党新人の太田俊男(59)、幸福実現党新人城取良太(36)、みどりの党現職舟山康江(47)の4氏。TPP反対を前面に打ち出す舟山氏が「国対地方」と位置づける戦いに対して、高支持率の自民党を後ろ盾にした新人の大沼氏と事実上の一騎打ちとなっている。県有権者95万8333人の決断が今日下される。

 知名度の低い大沼氏は閣僚らが連日山形入りし、組織力を生かした選挙戦を展開した。安倍晋三首相は2度にわたり来県し、13日には高畠、米沢でも街頭演説。多くの聴衆を前にアベノミクスによる経済効果を強調して、農業政策では農家の収入を倍増させると述べた。小泉進次郎代議士も18日来県、南陽市、高畠町でねじれ国会解消を訴え、「強い責任と覚悟でラストチャンスとして臨んでいる」と、自民支持を訴えた。

 太田候補は1日平均20回の街頭演説、アベノミクスの経済政策にストップさせ、消費税増税反対、TPP交渉参加阻止、原発即時ゼロ、憲法改悪について、国民目線の日本共産党支持を訴えた。国政選挙に6度目の立候補となった太田氏は「ぶれない政党として有権者からの期待感もあり、日々手応えを感じる」と述べ、共産党が反自民の受け皿として比例議席増獲得を狙う。

 県内では無名の城取氏は「憲法9条改正し、隣国の脅威から自国を守る」と訴え、200兆円未来国家建設プラン、航空・宇宙産業などの新産業誘致で雇用創造、日本一の農業県をあげ、比例と連動した選挙戦を展開した。2009年7月に行われた衆院選では幸福実現党から第2区に後藤克彦氏が出馬し、6500票を獲得しており、前回より支持は広がったものと見られる。

 舟山氏は民主、社民、連合、JAなどの支持を受け、県民党を掲げ、民主比例の鹿野道彦氏と連携し選挙活動を展開。吉村美栄子知事は支援を表明したものの、表立っては姿をみせず、17日米沢で行われた総決起集会では本間利雄選対本部長が知事からの応援メッセージを読み上げた。舟山氏は各地域の個人演説会や県民総決起集会で「たった一人で巨大組織にぶつかっている」と訴え、「次世代にふるさとを残すため地域や農業日本の仕組みを壊すTPPはいらない。権力の暴走に歯止めをかけ、おかしいものはおかしいという声を国政に届けていく」と山形県選出の役割を強調した。有権者の関心は高いものの、投票に繋がるか懸念されている。

 前回県平均の投票率は67・97%。置賜地域の有権者数は18万4130人。県選出の開票確定は12時を予定。