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8月12日

米沢・道の駅構想候補地、米沢北ICが有力

 米沢市が設置を進める米沢市道の駅の第2回基本構想検討委員会(内藤文德委員長)がこのほど、伝国の杜で開かれ、将来的な交通量や環境調査等をまとめた報告書が提示された。最も有利な候補地としては、今後国道287号線米沢北バイパスの開通で通行台数の増加が見込まれる米沢北IC周辺の設置という案が関係者間で有力視されている。

 検討委員会で示された資料では、平成22年における通行台数は、米沢ICが9622台と最も多く、次いで米沢北IC8981台、米沢中央IC7485台となっている。対して、平成42年を想定した利用交通量は米沢北ICが9400台、次いで米沢IC6800台、最も低い米沢中央ICが4700台で、東北中央自動車道の開通による交通量は大きく変化する見通しだ。

 設置条件としては現在のところ2ヘクタール以上を想定、米沢北IC、米沢中央ICはともに農地が広がり、用地確保が容易な一方で、南部が山間部となる米沢IC周辺は、国道13号から逸れた位置と候補地が限られている。

 中でも、米沢北、米沢中央の各IC周辺住民からの要望が高いことがポイントとなる。ただ唯一、米沢中央ICにおいては、1㌔程度の場所に米沢愛菜館が存在、農産物を取り揃えることが多い道の駅設置と競合する恐れも出ている。

 構想委員会開催に先立ち、東北地方整備曲道路部の野呂吉信氏が「道の駅に関する最近の話題」と題して、人気を集める道の駅や注目度のアップについて紹介したほか、構想委員会とは別に、市民団体で構成する米沢まちづくり推進会議が6日、デイジーカフェで開かれた。若者を中心として出された意見には、屋台村や市役所や文化会館の機能を兼ね備えた施設、米沢歴史館の整備などの考えがだされた。

 道の駅は、平成29年度供用予定の東北中央自動車道・福島JCT〜米沢IC間(28㌔)及び、米沢IC〜米沢北IC間(9㌔)の開通に合わせ、市が建設、オープンを目指している。5回にわたる委員会を開催し、現地視察も含め候補地や建設方法をまとめた報告書を今年度中に策定する考えで、道の駅設置にむけて本格的に建設に向けた動きを見せている。