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9月8日

会津と米沢の関係を探る 鷹山公シンポジウム

 鷹山公と先人顕彰会(小嶋彌左衛門会長)が先月31日、伝国の杜置賜文化ホールで、「幕末・明治初期の米沢と会津」と題して、鷹山公シンポジウムを開催した。今年で23回目。

 小嶋会長は「大河ドラマ『八重の桜』の主人公八重が、明治初期に10か月米沢に寄留したことが分かった。米沢での八重の暮らしや戊辰戦争時における会津と米沢の理解を深めて頂ければ幸い」と挨拶した。

 会津歴史考房主宰の野口信一氏と米沢市教育委員会文化課副主幹の青木昭博氏の二人が、ステージ上で対談形式で講演を行った。パート1では、「八重の桜」をきっかけとした史料発見の経緯が紹介され、野口氏からの問い合せに基づき、青木氏が市立図書館の鶴城叢書(市内にある米沢関係の古記録を筆者して備えたもの)の目録中に、内藤新一郎著「明治三庚午御触書」の記載で、八重と内藤の関係が判明したことを述べた。これまで八重が会津から京都に行くまでの期間が空白だったがこれにより判明した。

 パート2では、米沢の歴史と風土が生んだ人々をテーマに、野口氏からは会津の日新館教育と明治に活躍した会津人、八重の兄で京都府議会初代議長となった山本覚馬、女子初のアメリカ留学をした大山捨松などが紹介された。