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9月8日

映画「私の愛した物体」 来年、米沢で試写会

 東京と米沢を舞台にした長編劇場用映画『私の愛した物体』が2015年初頭に劇場公開される。今年7月下旬から始まったロケは、今月1日に小野川温泉周辺での撮影を最後に一旦終了し、来春に別撮りが行われる。地元エキストラ多数も出演するなど、今年脚光を浴びた『ヲ乃ガワ』に続き、話題を集める映画となりそうだ。

 『私の愛した物体』は、未知の疾患に感染し、心を失ってしまった妻と奮闘する夫の姿を通じて、人間の「心」とは何かを描く"哲学的"ファンタジー映画。制作を手がけるのは映画製作チーム金青黒(さびくろ)で、撮影ではスタッフ約15人でクランクイン。原作を持たないものの緻密なストーリーで構成され、ラストは全ての観客を別世界へといざなうような結末が待ち受けている。失われた妻の心を信じる主人公が、追われるように山形へと移り、その後意外な形で心の存在に遭遇することに・・・。

 主演は管勇毅さん(ワイ・ケイ)、門田麻衣子さん(トキエンタテインメント)が共演。短編映画で数多くの賞を受賞した伊刀嘉紘氏が初めてとなる長編映画のメガホンを握った。

 米沢でのロケは8月24日から今月1日まで、弁天沼や甲子大黒天本山、小野川周辺を始め、他多数で真夏のロケを敢行。地元エキストラや小野川温泉住民の協力もあり、現在のところ順調に進んでいる。

 上映は115分で、約半分が米沢を舞台とした映画となる。今後編集作業が完成する来年後半には米沢で試写会、2015年初頭に各国の映画祭に出品、劇場公開も行う。