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9月24日

【米沢】愛知県・西尾市と姉妹都市締結

 米沢市と愛知県西尾市(旧吉良町が合併)は、江戸時代三重の縁で結ばれている。米沢市は9月定例会で12月の調印に向けて西尾市との友好都市締結の為の議案を提出する。これまで民間同士の交流が行われて来たが、米沢市はいよいよ市同士の友好都市締結の気運が盛り上がってきたと判断。締結には慣例として議会の全会一致が求められており、間近に迫った調印への一定程度の理解が必要となりそうだ。

 現在のところ調停の日取りは、12月15日に西尾市文化会館大ホールで開かれる市制60周年記念式典の会場を予定している。本市からは安部三十郎市長、島軒純一議長などが訪問し、榊原康正西尾市長らとともに調印式に臨み、更なる交流拡大を図る考えだ。

 これまで本市「米沢・上杉吉良温故交流会」と旧吉良町「吉良・米沢親善交流会」において、民間レベルでの交流が活発に行われ、相互のまつりに合わせ訪問、交流を深めてきた。東日本大震災では、旧吉良町及び町民から本市に400万円の義援金が贈られており、今年6月には米沢市で両市の災害協定を締結。その折に榊原市長らから姉妹都市の提案を受け、機運が高まり締結に向けた準備が進められてきた。

 西尾市は愛知県中部の三河湾に面した人口16万9800人(平成25年9月現在)、面積160平方キロメートルの地方都市で、西尾茶と呼ばれる抹茶の生産地として知られる。平成23年4月に、上杉家とゆかりのある旧吉良町など3町を編入合併して現西尾市が誕生した。

 江戸時代初期に上杉3代藩主上杉綱勝が跡取りがいないまま急死し、米沢藩のお取り潰しとなりかけたところ、綱勝の妹・富子を正室に迎え入れた吉良義央の子・綱憲を養子として窮地を脱した。その後は、吉良家へ綱憲の子・義周を養子として送り出た経緯がある。したがって三重の縁で結ばれている。

 米沢市は、昭和56年に宮崎県高鍋町、新潟県上越市、昭和61年に同県南魚沼市、平成6年に沖縄県沖縄市、平成12年に愛知県東海市と姉妹、友好都市を締結。すべて上杉家ゆかりの地となっており、西尾市が加われば国内6か所目となる。