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12月10日

『午』に願い込め 高橋信行さんが干支製作

 米沢の伝統工芸である笹野一刀彫の高橋さん(79)=米沢市諸仏町=が、年の瀬を前に来年の干支である「午」の製作づくりに取り組んでいる。馬は古代から人間にとっての交通手段であり、戦さや農耕にとってなくてはならない大事な動物だった。大地を駆け巡る馬は、陽気で威勢の良さを象徴する動物でもある。

 例年、高橋さんは11月下旬から本格的な干支の製作に入るが、今年は「早く展示したい」と埼玉県の客より8月下旬に最初の注文が入り納入したという。一刀彫師の仕事を始めて約35年になる高橋さんにとって、今度が4回目の干支「午」を彫る。

 「東北に大震災が起こり東北がずたずたにされたが、どんな障害物があろうとそれを乗り越え飛び越えられるような午になったらいい」と、願いを込めて一つひとつ丁寧に一刀彫を行っている。

 問合せは0238(38)3318 笹野一刀彫館 (高橋信行さん)。