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文化審議会が舘山城跡を史跡に答申


tateyama
  平成24年に行われた発掘調査での井戸の遺構

 11月20日(金)開催の国の文化審議会(宮田亮平会長)は、史跡名勝天然記念物の指定等について、文部科学大臣へ答申を行いました。今回答申されたものは、全国では史跡9件、名勝2件、天然記念物5件の計16件で、そのうち山形県内関連では、新規指定として「史跡舘山城跡」(米沢市)と、追加指定の「史跡嶋遺跡」(山形市)の2件となっています。
 「舘山城跡」は、米沢市大字館山ほかに所在し、面積は6万3千平方㍍余り、特色として伊達家が勢力を拡大した天正15年〜19年(1587〜1591)にかけての中心的な城館跡です。
 山城と山麓居館跡が良好な状態で残り、陸奥国南部の有力大名の城館の構造だけでなく、中世社会の動向を知る上で重要なものとなっています。山城は土塁や堀切で区画された3つの曲輪から成り、全長は約320mあり、米沢市教育委員会の発掘調査の結果、伊達家が治世にあたった16世紀代と上杉家の米沢入封直後の17世紀前半の遺構があることが判明しました。舘山東館では、掘舘柱建物や庭園の可能性のある池状遺構、井戸跡等が検出されています。

(2015年11月22日12:10配信)