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年頭のご挨拶 米沢日報デジタル社長 成澤礼夫


インターネットニュースサイト『米沢日報デジタル』配信満1年

「 日本の技術、文化、平和への思いが世界で評価、期待されている」
  ーー米沢日報デジタルで、日本の宝を世界にリアルに発信ーー

年頭のご挨拶
       
narisawano「米沢日報デジタル」
   配信元 株式会社置賜日報社
        代表取締役社長 成澤礼夫

 平成28年(2016)の新春を迎え、「米沢日報デジタル」視聴者、米沢日報デジタルの紙面版「米沢日報」読者、そして弊社の活動をお支え頂いているスポンサー企業に対して、謹んで新年のご挨拶を申し上げると同時に、日頃のご指導、ご鞭撻に心からお礼を申し上げます。
 さて、私どもは平成26年9月末を以て、週刊新聞「米沢日報」を休刊させて頂きました。そして平成27年1月1日より、動画(映像)を中心にしたインターネットニュースサイト「米沢日報デジタル」の配信を開始しました。週刊新聞「米沢日報」から「米沢日報デジタル」へ変更した背景には、昨今、スマートホンの普及によりニュースの伝達方法が新聞による活字媒体から動画(映像)を中心にしたインターネット(ネット)に世界的な流れとして移行してきたことが大きな理由です。
 したがって、私たちは最新のインターネット技術を用いてニュースと情報の動画発信を行うことにしました。しかしながら、読者の皆様が新聞からすべてネットに移行していくかどうかは、現時点では未知数です。「米沢日報デジタル」の取り組みを紹介、知って頂く意味からも、元旦号や上杉まつり、米沢納涼水上花火大会(米沢日報デジタル主催)などのイベントなどの際には、米沢日報デジタルの紙面版「米沢日報」を今後も発行させて頂きたいと考えています。

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世界遺産白川郷

 さて、2012年12月に発足した第2次安倍内閣から丸3年が経過しました。それまで日本は首相が1年毎に変わり、不安定な政治体制が長く続きましたが、その問題はとりあえず解消されました。しかし、与党が多数を占めるという議会運営もあって、その政治運営は特定秘密保護法案、集団的自衛権、TPPなどに見られるように強引な手法が目立つようになりました。それは十分な審議時間をかけたとは言いがたく、国民の声を無視した形で進んでいる面が多分にあります。未来の為に、国民はそれらに対して看過することなく、その経緯と今後の経過を注視していくことが必要です。
 いま残念なことは与党と対極にある野党が、民主党や維新の会などを見ても離合集散してその勢いがないことです。日本の民主主義を健全に維持していくべき上で、今後健全な野党の存在が待たれます。
 日本が直面する課題に、いま政治はどう対応すべきであるか。内憂外患の日本の状況を打開するために優先してやるべき事は何でしょうか。外交、経済、地方、環境、人口減少、福島の原発事故など、問題は多岐にわたり山積しています。
 私は繰り返し述べていることですが、国家を100年の計で考えることができるような政治や政治家の質を上げていくことです。衆参両議院の議員定数、参議院のあり方、これまでの選挙の度毎に毎回3割を越える議員が新人と入れ替わるような現在の衆議院の小選挙区制度も大きな課題と言えます。米国では、大統領任期は1期4年が保証されており、ロシアや中国でも任期はあっても最低10年はその席に在籍しています。それは大臣クラスも同様です。生き馬の目を抜くような世界の外交戦に、日本の政治がアマチュアでは対応の仕様がありません。世界の中で、日本のリーダーシップを尚一層発揮していくべきです。
 いま、日本は少子高齢化が世界でも例を見ないスピードで押し寄せています。「地方創生」という言葉が政府から発せられ、政治の目が地方へと向いてきたことは事実です。地方が今後、消滅を免れるためには、若者が学校を卒業後に自分の故郷で働く機会があり、安心して生活を営むことができる環境が必要不可欠です。制度や仕組みを見直しながら、東京への一局集中を解消し、地方を再び盛り返していくチャンスです。

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米沢上杉まつりでの川中島の戦い(米沢市)

 日本はそのグローバル化の中で、世界の国々と協調しながら、日本らしい特色ある外交と内政を行う時代を今後も歩んでいかなければなりません。いま私は、世界の中で日本の技術、文化、平和への思い等をはじめとする、日本の良さが本当に高く評価され、期待されていると感じます。私たち日本人は、その世界からのその期待に大いに応えてまいりましょう。
 平成28年、「米沢日報デジタル」は、地域の課題を見据えながら、日本の宝を発掘し、米沢で上杉鷹山が為した改革の精神を大事にしながら、より質の高い情報と問題提起ができるよう不断の努力を行ってまいります。今後とも皆様の叱咤、激励をお願い申し上げます。本年が皆様にとって、実り多い年であることをお祈り申し上げ、ご挨拶と致します。
                                 敬 具
  平成28年1月1日

(2015年12月31日18:00配信)