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舘山城跡(米沢市)が国指定史跡に決定

tateyama 米沢市の「舘山城跡」が国指定史跡に指定され、平成28年3月1日付で官報に告示されました。
 舘山城跡に関しては、昨年11月20日開催の国の文化審議会(宮田亮平会長)で、史跡名勝天然記念物の指定等について文部科学大臣へ答申を行われていたものです。
「舘山城跡」は、米沢市大字館山ほかに所在し、面積は6万3千平方㍍余りで、特色としては伊達家が勢力を拡大した天正15年〜19年(1587〜1591)にかけての中心的な城館跡です。
 山城と山麓居館跡が良好な状態で残り、陸奥国南部の有力大名の城館の構造だけでなく、中世社会の動向を知る上で重要なものとなっています。山城は土塁や堀切で区画された3つの曲輪から成り、全長は約320mあり、米沢市教育委員会の発掘調査の結果、伊達家が治世にあたった16世紀代と上杉家の米沢入封直後の17世紀前半の遺構があることが判明しています。舘山東館では、掘舘柱建物や庭園の可能性のある池状遺構、井戸跡等が検出されています。

「舘山城跡」が国指定史跡に指定され、官報に告示されたことを受けて、中川勝米沢市長は3月2日、次のようなコメントを出しました。
「本市で5番目の国史跡として指定を受けたことをうれしく思います。舘山城跡は、戦国時代から江戸時代にかけ、米沢を支配していた伊達氏並びに上杉氏、この二つの有名な戦国大名が係わった山城です。当時の遺構が良好な形で残っており、米沢をはじめ東北地方の中近世社会を考える上で、貴重な山城であると考えております。今後は広くPRをしながら、歴史資産として適正に保存するとともに、新たな観光資源や地域づくりに活用してまいりたいと思います。  
                             米沢市長 中川 勝」

(2016年3月2日19:25配信)