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米沢牛枝肉セリ市場は高品質、高値が続く

 平成28年度第2回となる米沢牛枝肉市場(第29回米沢牛枝肉共励会)が、4月14日、米沢市にある(株)米沢食肉公社内で開催され、セリ市場に先だって来賓の中川勝米沢市長は、「米沢牛は益々銘柄牛として名前が高くなっている。これからのセリ値も高くなると期待できるが、一方で子牛の方(※高値傾向)が大変になっているという状況もある。我々(行政)としても繁殖牛をしっかりとこの地域で増やしていかなければならない」と挨拶を行いました。
yonezawaushi1 購買者、市場関係者らで威勢の良い手締めを行いセリ市場を開始。今回上場されたのは、黒毛和種牝で全部で75頭。米沢牛のブランド力をアップする目的で、平成26年12月1日より雄去勢牛を米沢牛から除外し全て牝にしています。
 1時間余りの時間を掛けて75頭分のセリが終了し、最優秀賞牛の生産者は米沢市の(株)米澤佐藤畜産が生産したもので、重量473㎏で、枝肉㎏あたり1万174円(税抜)、一頭あたり481万2,302円(税抜)の最高金額で(株)米澤佐藤畜産が落札しました。
 今回の枝肉市場には27社(前年同時期25社)が購買に参加し、販売金額の合計は1億907万860円(税抜)(前年同時期1億276万385円(税抜))に達し、平均単価は3,182円(税抜)(前年同時期3,101円(税抜))で、一頭あたりの平均金額は145万4,278円(税抜)(前年同時期137万138円(税抜))でした。
 セリ市場の概況としては、5等級48・0%、4等級46・6%と、高品質な枝肉が揃い、同市場では一昨年以来の値上がり傾向が続いており、共励会においても昨年を上回る内容でした。
 高値の要因としては、昨年に続き、ふるさと納税による出荷量の増加や、黒毛和牛の需要が高まってきているにも拘らず、頭数が足りず、全国的に高値となっている影響を米沢牛も受けている事が考えられ、中でも米沢牛の高値は長期肥育や雌だけである事など、品質へのこだわりが高く評価されているものと市場関係者は考えています。

(2016年5月1日19:45配信)