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米沢市立・三友堂病院建替え、平成35年度開院の方向


arikata-1 米沢市医療連携あり方検討委員会(嘉山孝正委員長、国立大学法人山形大学参与)は、10月3日、米沢市役所において第5回目となる同委員会を開催しました。(写真右=第2回委員会での模様)

 この日は、はじめに診療機能分化後の基本的な考え方について協議が行われ、米沢市立病院と三友堂病院がこれまで担ってきた診療機能について、基本的に分化後もどちらかの病院が引き継ぐものとしました。
 米沢市立病院は、現行の診療機能を維持しつつ三友堂病院が担っている急性期医療を外来診療も含めて引き継ぎ、新たな診療科として歯科口腔外科の設置を検討していきます。
 三友堂病院は、回復期医療とそれに見合った外来診療機能を含めて引き継ぎ、同病院において、診療機能のない患者への対応が必要になった場合は、市立病院からの応援体制により対応することとしました。

arikata-2 次に、入院診療機能については、三友堂病院が担う入院診療機能を明確にした上で、米沢市立病院は、それ以外の入院診療機能を担うこととしました。
 例えば、循環器内科では、米沢市立病院(急性期)では、狭心症、心筋梗塞、弁膜症、心筋症、心不全、不整脈などの心臓系疾患に係る手術、処置、検査など救急を含めた医療を提供し、それに対して、三友堂病院(回復期)では、急性期治療終了後の転院患者(ポストアキュート)への在宅復帰支援や、在宅・介護保険施設等からの急変時の患者(サブアキュート)に対する軽中等症の急性症状への対応などを中心とした医療を担当します。(写真左=米沢市立病院)

sanyudo-3 外来診療機能では、三友堂病院は地域包括ケア病棟の退院患者、在宅の後方支援、人工透析(慢性期)、緩和ケア、人間ドック・検診等、その他訪問診療等を必要とする医療を担うものとし、米沢市立病院については、救急や手術など、基本的に三友堂病院が担う以外の医療を担います。(写真右=三友堂病院)

 これら再編後の米沢市立病院と三友堂病院の経営についてシミュレーションを行った結果、概ね、両病院共に経営を維持・継続できる見通しが得られ、今後、医療連携を進めて行く中で、医療情勢や地域医療などの変化に、適宜対応していくとしました。
 また病院の建替えについては、両病院が同時期に開院することを目指すべきだとして、時期については、平成35年度(2023年度)までに開院できるよう進めて行くことにしました。

(2017年10月5日13:45配信)