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第33回米沢牛枝肉共励会、高級品志向のセリ市場


 

beef18 第33回となる米沢牛枝肉共励会が4月5日、米沢市食肉市場(米沢市万世町)で開かれました。セリ市場に先立って開会セレモニーが行われ、中川勝米沢市長ら来賓などの挨拶に続いて、参加者は威勢の良い手締めでセリ市場を開始しました。(右写真=セリ市場の資料写真)

 この日のセリ市場には27社が購買に参加し(前年同時期第31回米沢牛枝肉共励会27社)、上場頭数は75頭(同75頭)でした。1頭あたりの平均単価は、139万9,888円(税抜き)で、前年同時期の141万2,290円(税抜き)を若干下回りましたが、枝肉kgあたりでは、3,058円(税抜き)と前年の3,019円(税抜き)を上回りました。
 今回のセリ市場では、5等級72%、4等級27%と、非常に高品質な枝肉が揃ったことで、年明け以降、前年を下回る販売実績が続く状況でしたが、販売金額が1億499万1,613円(税抜き)と1億円を超え、昨年度の1億592万1,735円(税抜き)とほぼ同等の実績となりました。
 各等級別でみると、kgあたりで、Aー5は3,405円(同3,371円)、Aー4は3,069円(同3,016円)、Aー3は2,236円(同2,487円)と、Aー5は34円増、Aー4は53円増と上昇しましたが、Aー3は251円の下落となり、高級品志向が価格に現れています。
 最優秀賞牛生産者は、飯豊町の高橋啓(さとし)さんの生産した黒毛和種(雌、474kg、A-5、BMS:12)が選ばれ、有限会社ミートセンタータケダ(米沢市)が、1kgあたり4,236円、計200万7,864円(税抜き)で落札しました。

 これらの要因として、好景気により県外での消費が堅調に推移していることに加え、東北中央自動車道(福島〜米沢間)開通による観光客の増加、GW需要の増加を見込んでの仕入れが背景にあり、今後にも期待が持てる結果となったと市場関係者は考えています。
 4月20日、「道の駅米沢」のオープンや、米沢牛加工品のふるさと名物応援宣言などを通して、行政、生産者、市場関係者らは、今後も一層の銘柄の確立と消費拡大を目指していくことにしています。

(2018年4月18日11:40配信)