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竹田 歴史講座

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山口祥二・靖夫妻、原資5億円で「山祥奨学金」創設
 


yamaguchi 米沢市大町3丁目在住の山口祥二・靖夫妻は、次世代を担う人材の育成を図るため、向学心がありながら経済的理由から大学への就学が困難な置賜地区の県立高校生を対象に、修学上必要な学資金(奨学金)を支給する「山祥奨学金」創設した。月額5万円の給付型奨学金、大学4年間で総額240万円となるもので、置賜地区の生徒を対象にした奨学金としては大型のものとなる。(写真左=山口祥二氏)

 9月7日、山口氏は山形県立米沢興譲館高校に曽根伸之校長を訪問し同奨学金の説明を行った。山口氏は「地域振興と米沢のために貢献したいと基金を提供したい。"寄付してきた"と冥土のみやげにしたい」と述べた。曽根校長は「対象となる生徒数は不明だが、経済的に厳しい生徒は興譲館高校に沢山いるので進路の選択肢が広がる。」と述べ、貸与型の奨学金が多い中で給付型奨学金はありがたい制度との認識を示した。

kojokan 山口氏は昭和4年生まれの今年93歳。昭和22年3月、旧制山形県立米沢興譲館中学校(現山形県立米沢興譲館高等学校)を卒業し、同22年4月、米沢工業専門学校機械科に入学、学制変更となった山形大学工学部機械科を同25年3月、卒業した。紡績会社で修業後、山形市の株式会社ワボースタイルの社長となった。会社はすでにたたみ、現在は米沢市御廟にあるコンビニ・ファミリーマートのオーナーとなっている。今は奥様(85歳)と2人暮しだが、子供への相続税が多額になる見通しや子供が米沢に帰る予定がないことなどから、相談した結果、東京にある公益財団法人公益推進協会に5億円の基金を提供し、その運用益で奨学金を出していくことにした。(写真上=曽根伸之校長(左)に募集要項を手渡しする山口氏)

 奨学金の応募資格は、「山形県置賜地区の県立高校3年生で、人物・学力共に優れ、かつ向学心に燃えているが、経済上の理由のため大学への進学が困難であり、奨学援護を希望する者。」で、世帯年収(両親の合計)が給与所得者の場合は、400万円以内(収入金額)、給与所得者以外の場合は、200万円以内(所得金額)の家庭の生徒。また両親のいずれかが、会社経営者の場合は対象外となる。
 山口氏が創設した「山祥奨学金」は、東京にある公益財団法人公益推進協会が管理し、願書、選考、交付などの事務手続きなどを全ての事務を行う。
 募集期間は、2022年9月1日〜2022年12月23日(必着)、山祥奨学金願書、学校長の推薦書、申請者情報及び身元保証書、個人情報の取扱に関する同意書(以上指定書式に記入、捺印)、高校2年次までのすべての成績がわかる資料、住民票(本人及び願書掲載の家族全員記載)の写し(コピー不可、申請日の3ヶ月以内発行)、同一世帯の所得を証明する書類。応募書類は返却しない。

kojokan 2023年度の奨学生は3名程度を採用し、奨学金は月額5万円を年2回(4月と10月に各30万円)に分けて、4年間(4年合計240万円)支給する。毎学期末に在学証明書での確認を行い、退学や休学が判明した場合は支給を打ち切る。また留学中は支給を停止する。
(写真左=山形県立米沢興譲館高校)

 支給を継続するための条件として、学期末月内に在学証明書、学年末月内に近況報告(様式不問)、卒業時に、寄付者宛の作文をそれぞれ提出する。
 また他の奨学金との併用に関しては、日本学生支援機構(JASSO)、自治体からの奨学金(給付型・貸与型)及び大学の授業料免除等の学内の奨学金との併用は可能、ただし、他の財団・民間企業・団体からの給付型奨学金との併用は不可。

 選考方法及び通知は、生活の困窮度や学業・人物等により総合的に判断し、まず書類審査を行い、書類選考通過者にはWeb面談を行う。その結果を踏まえ、(公財)公益推進協会の選考委員会で厳正に選考し、常任理事会で奨学生候補を決定、2023年2月下旬を目処に申請者に対し、候補採否を文書で通知する。最終決定は、大学入学後(4月以降)で、奨学金の交付には入学に関する在学証明書の提出が必要。

奨学金に対する問い合わせ
 〒105−0004 東京都港区新橋6−7−9 新橋アイランドビル2階
 公益財団法人公益推進協会 山祥奨学金 事務局宛
 TEL 03−5425−4201 FAX 03−5405−1814
 E-mail:info@kosuikyo.com
 問い合わせ対応時間は、平日10:00〜18:00