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竹田 歴史講座

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米沢牛枝肉共進会、米沢牛の定義変更で販売記録を塗替え

1 第64回米沢牛枝肉共進会(主催 米沢牛銘柄推進協議会)が12月7日、米沢市食肉センター(米沢市万世町片子)で行われ、威勢の良い手締めでセリを開始した。(写真左=米沢牛枝肉市場セリの資料写真)
 この日から米沢牛の定義が、これまで32か月以上とされていた肥育期間がさらに1か月伸びて、33か月以上に変更された。1か月の延長により、飼料代や人件費、光熱費などで月あたり5〜6万円上乗せとなるほか、病気のリスクが高まるが、一層の高品質な米沢牛を生産するために米沢牛銘柄推進協議会などで取り組んできた。
 この新しい条件を満たした75頭が上場され、枝肉価格に注目が集まった。上場された75頭のうちの74頭は5等級と非常に高品質なものが揃った。
 セリ市場の実績としては、1kgあたりの平均単価、1頭あたりの販売金額、総販売金額とも共進会の記録を塗り替える過去最高の取引となった。特に、総販売金額はこれまでの最高を約1,200万円上回った。
 この要因としては、米沢牛の受給バランスがタイトに推移したことに加え、インバウンド需要や外食産業、観光産業を中心に、米沢牛の持つ高いブランド力を背景に、1年を通して高値推移が続いていることがあげられる。米沢牛の定義の変更もあり、本共進会も高値が予想されていたが、kgあたりの平均単価(税込)が4,073円と4,000円を超えたことは、市場関係者にとっても想定以上の出来栄えとなった。飼料代、光熱費など、生産コストの上昇に苦しむ生産者にとっては、朗報となる米沢牛枝肉共進会となった。

 第64回米沢牛枝肉共進会には、75頭が上場され(前年同時期73頭)、24社が購買に参加した(同25社)。販売金額は、1億4,145万4,103円(税込)で、昨年同時期を1,998万円上回った。またkgあたり枝肉の平均単価も4,073円(同3,647円、税込)、また1頭あたりの平均金額は、188万6,054円(同166万4,076円、税込)と13.3%上回った。
 チャンピオン牛生産者は、白鷹町の丸川大介さんが生産した黒毛和種 雌 399kgで、A-5、BMS:12で、牛の、1㎏あたり枝肉の最高単価は、9,606円(同7,591円、税込)で、1頭あたりの最高単価は、383万2,602円(同342万3,685円、税込)の値をつけた。
 各等級別では、A‐5は4082円(同3,838円、税込)、A‐4は3,389円(同3,088円、税込)だった。