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アルカディア応援団、サイエンス・パーク構想を検討

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 首都圏や地元の企業トップ、大学、研究機関、商工会議所、金融関係者から参加してもらい、米沢市が進める米沢オフィス・アルカディアの企業誘致や米沢市の産業発展、地域活性化に関して検討する第25回米沢オフィス・アルカディア応援会の会合が8月18日、米沢オフィス・アルカディア内にある山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンターで開催され、委員8人と米沢市からは中川市長らが出席しました。
 はじめに応援会委員は、山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンター内にある有機ELを使った実証工房を見学し、有機ELの将来性について説明を受けました。
 今回は、米沢市が米沢オフィス・アルカディア内に構想を描く「サイエンス・パーク」をメインテーマに据え、米沢市産業政策アドバイザーの柳沢剛氏を座長に各委員から意見が述べられました。
 政府から大学発ベンチャー1000社創出が打ち出されたものの、実際の企業に育たない日本の社会風土の問題などが出され、とりわけ、ベンチャー経営者の成り手が少ないことが浮き彫りになりました。ベンチャーが独り立ちして行くまでには、死の谷、魔の川を乗り越え、最後に利益を出していくプロセスが必要ですが、多くがその途中で脱落しているのが現状です。
 委員からは、ベンチャーキャピタル(投資ファンド)に参加してもらい、経営に対して指導をしてもらうことや、銀行OBに経営者として参画してもらうことなどのアイデアが出されました。
 また米沢市は、製造業の重層構造が厚いという過去からの歴史遺産があるものの、開発型ではない受注型製造業(下請け)が多く、グローバル化となった現在、コスト競争力などの面から年々、経営の体力が弱ってきている現状などが述べられました。
 山形大学工学部、有機ELといった貴重な資源をもとに、米沢市が今後どのように産業を発展させていくのかが問われています。

(2016年8月19日20:50配信)