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高校英語講師にハワイ・米沢友好親善大使を委嘱

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 米沢市の中川勝市長は、9月9日、市内にある米沢中央高等学校(土田達夫校長)を訪れ、同校で英語の常勤講師をしている並川風音(なみかわかざね)さん(22)に対して、ハワイ・米沢友好親善大使の委嘱状を手渡しました。
 並川先生の縁で、米沢中央高等学校の生徒5人は、この9月11日に成田空港を出発し9月24日の帰国まで、ハワイで語学研修を受けることになりました。米沢市は、この機会をとらえて米沢市とハワイとの交流促進を図り相互理解を深めようと、並川先生に対して3年間の「ハワイ・米沢友好親善大使」を委嘱したものです。
 並川先生は、大阪府高槻市の生まれ。父親の仕事の関係で小学校からハワイに住むようになり、高校を終えてからは東京都三鷹市にある国際基督教大学(ICU)に進学するために一人で日本に帰国しました。大学の先輩を通して米沢中央高等学校がバイリンガルを探していると知り、自分の知らない町に行ってみたいと応募、昨年9月から勤務を始めました。並川先生は同校のほか、北部小学校の6年生や米沢中央幼稚園園児に、昨年9月から週に5コマの英語の授業を行っています。
 今回、ハワイに語学研修に出かけるのは、同校の1年生1人、2年生3人、3年生1人の計5人の女子生徒です。ハワイ語学研修の参加を募ったところ、参加希望者が多かったことから、論文、作文、英語でのインタビューなどで5人を選考したものです。
 5人が語学研修を受ける場所は、9月13日〜18日がワイアケア高校(ハワイ島)、9月19日〜23日までがパールシティ高校(オアフ島)の2か所ですが、ワイアケア高校は並川先生が通った学校であり、パールシティ高校は並川先生が高校時代に部活でお世話になった方を通しての縁です。ハワイではホストファミリーにお世話になりながら、学校で英語の授業を受けます。また、ハワイは空気が澄み切っていることから日本を含む各国の天文台があり、その付近も訪問する予定です。
 米沢中央高等学校は、これまでカナダに2回、中国に1回の交流を目的にした研修を行っています。ハワイ語学研修の開催にあたって同校では企業の支援を得て、研修参加者の自己負担は新幹線、飛行機代など全費用の半分程度となります。帰国後には、研修成果をまとめた冊子を作る予定です。同校の土田達夫校長は、ハワイ語学研修を継続したプログラムにしたいと述べました。
 中川市長は、「終戦71年目の今年、広島にオバマ大統領が訪問しました。真珠湾を攻撃した司令官が米沢出身の南雲忠一中将(当時)でした。(米沢中央高等学校の語学研修)は、過去を乗り越え、米沢とハワイを結ぶことができるきっかけになるのではないか」と期待感を述べました。
 今回、ハワイ州で初めての日系知事となったデイビッド Y. IGE知事に、中川市長と吉村美栄子山形県知事からの親書を生徒たちが手渡す予定です。

(2016年9月9日21:25配信)