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実りの季節と歴史を味わう、なせばなる秋まつり

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 米沢市の松が岬公園、伝国の杜周辺を会場に、9月24日と25日の2日間、第5回「なせばなる秋まつり」が開催されています。初日の24日は蒸し暑い曇り空で、朝から大勢の観光客や市民が繰り出しました。午前10時のオープニングセレモニーでは、中川勝米沢市長が挨拶、鏡開きなどが行われ、続いて民謡一家による開幕太鼓で「なせばなる秋まつり」が威勢良くスタートしました。
 会場では、「棒杭市」、「草木塔祭」、「米沢どん丼まつり」「交流物産展」、「ステージイベント」など、米沢の歴史、食を象徴する盛りだくさんのイベントが繰り広げられています。
 今年第5回を迎える「なせばなる秋まつり」では、昨年まで開催していた「時代行列」は行わず、秋まつりの原点である上杉鷹山に注目し、その教えや殖産振興などを顕彰し、テーマには「承・味・交・楽」としました。「承」は、鷹山の教えや自然への畏敬などの現代に伝わる精神文化を次代に継承するという意味が込められています。
 会場では、売る者、買う者が信じあう心を表す棒杭市の店が立ち並び、草木塔祭では、鷹山時代から続く米沢に住む人々の草木に対する感謝と畏敬の念を改めて感じる時間となりました。草木塔祭りの最後には、田沢地区で受け継がれてきた「ばんだい餠」が出席者にふるまわれました。
 米沢市と姉妹・交流都市の関係を持つ全国のまちから物産展が開催されて、海や山の幸が販売されて人気を博し、米沢どん丼祭りでは、米沢牛などの米沢特産素材を活かした味覚が用意され、行列を作ってお店の前に並んでいました。今年は最高級米沢牛の希少部位などを使用した1杯5,000円のプレミアム丼を販売しました。
 午前11時からは、上杉鷹山を祀る松岬神社において上杉家第17代当主の上杉邦憲ご夫妻が参列して、松岬神社秋季大祭が行われ、東海市の民謡(踊)保存会会員が奉納舞を行いました。
 ステージイベントでは、歌やダンス、日本舞踊など、見どころいっぱいのイベントが繰り広げられ、親子連れで楽しんでいる姿が見られました。
 主催者は、2日間の入込数として7万人を目指しています。
 
(2016年9月25日9:20配信、9月29日20:15最終版配信)