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古民家鑑定士が古民家を鑑定、新たな価値創出へ

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 一般社団法人山形県古民家再生協会(本多作之助理事長、株式会社本多建設代表取締役)は、10月25日、高畠町大字三条目にある旧佐竹邸において高畠町初の古民家鑑定を行いました。
 古民家鑑定は、古民家を解体するかどうか悩んでいる、今後も住み続けたいが建物の耐久性が心配、どう修繕したらいいかわからない、所有する古民家を売りたい・貸したい、古民家を購入したいが状態を知りたい、などの際に、財団法人職業技能振興会が認定する古民家のプロである「古民家鑑定士」が、500項目にわたるチェックを行い、建物の良い点・気をつける点など、古民家の状態を正確に評価して、固定資産上ではなく文化的な側面から新たな価値を見出してくれるものです。
 本多理事長によれば、地産地消、スローライフといった生き方に共鳴する人たちが古民家に関心を持ち、昨今は古民家のニーズが高まっていると話しています。 
 旧佐竹邸は築150年と考えられ、豪農とあって内部は書院造りの立派な建物です。現所有者の奥山美智子さんの母親が4年前まで住んでいましたが、奥山さんは生家を壊さず大切にしてくれる人に譲りたいとして、本多理事長に相談してこの日の鑑定に至ったものです。当日は建物の内部、外まわり、縁の下、茅葺屋根など、5人がかりでチェックシートに基づき、4時間ほどかけて鑑定を行いました。鑑定を終えてから約1か月後に、「古民家住まいる」という古民家情報不動産サイトにアップするとともに「Japatra」という雑誌にも掲載する予定です。
 現在、山形県下には約30人(全国約10,000人)の古民家鑑定士の有資格者がいますが、 一般社団法人山形県古民家再生協会では、調査に入る前に失われていく古民家が多数あり、地域の歴史・文化・伝統を未来へと受け継ぐためにも実際の調査や実技講習会を通じ、県内の古民家を1棟でも後世に受け継ぐ活動と地方に残る資産を大切にしていきたいとしています。

問い合わせ
一般社団法人山形県古民家再生協会 TEL0238−24−9813 菊池さんまで。

(2016年10月26日11:15配信)