newtitle

支倉常長シンポジウム 学芸員と歴女がトーク

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得



 日本・スペイン文化交流フェスティバル2016(名和玲子・福崎真知子実行委員長)が主催して、400年前にタイムスリップ「支倉常長シンポジウム」が10月29日、米沢市にある伝国の杜で開催され約50人が参加しました。
 伊達政宗の家臣支倉常長は、米沢に生まれ7歳まで過ごしたと言われ、慶長18年(1613)、政宗の命を受けて常長は石巻の月の浦からサン・ファン号に乗り、太平洋、大西洋を超えてスペインに渡り、さらにローマ法皇に謁見し、7年の歳月をかけて無事に日本に帰国しました。
「支倉常長シンポジウム」では、第1部として仙台市博物館学芸員の佐々木徹氏が「ハセクラツネナガ ってどんな人?」と題して講演を行い、国内外の史料から支倉常長の誕生から慶長遺欧使節団の大使としてスペインやローマでの常長の行動を浮き彫りにしたほか、海外での常長の評価や西洋の文物を持ち帰り、東西交流の歴史、東西文化の違いをあぶり出す貴重な歴史資料を残し、その存在自体が現代の国際交流の架け橋になっている業績を紹介しました。
 佐々木氏は、常長が書いた文書から本当の名前は、長経(ながつね)で、常長は帰国後に使ったものではないかと述べました。また、なぜ常長が使節団の大使に選ばれたかについては、最近の研究で大分明確になってきたとし、政宗の側近くで情報伝達・収集などを職務とする家臣(使番)として重用されていた、朝鮮出兵で政宗に随行し異国の往来と渡海を経験がある、渡欧の一年前に常長の父によって引き起こされた所領没収及び追放により常長の資質を惜しんで政宗が復権の機会を与えた等の理由をあげました。
 第2部では、県内の大学、短大に通う学生、上杉小町の歴女たちと佐々木徹氏のトークが行われ、会場は笑いが渦巻く楽しい勉強会となりました。
 11月23日(水・祝)には、日本・スペイン文化交流フェスティバル2016 支倉常長讃歌「津軽三味線とフラメンコの響演」と題して、支倉常長家第13代当主やスペイン大使館文化参事官らが出席してのセレモニー、フラメンコと津軽三味線の響演、世界的な舞踊家 フラメンコ界の巨匠、小島章司のステージが行われます。
 入場料 4,000円(前売)、4,500円(当日) 大学生以下3,200円 全席自由 会場 伝国の杜置賜文化ホール
 問い合わせ 日本・スペイン文化交流フェスティバル実行委員会 (事務局) ジーエスデザイン株式会社内 福崎さんまで。TEL0238−29−0100 FAX0238−29−0200

(2016年10月30日21:40配信)