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結城豊太郎記念館 ひな人形などを展示

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 南陽市立結城豊太郎記念館は、1月11日(水)から3月20日(月)までの期間、企画展示「ふるさとのひなまつり」を開催しています。
 雛人形は南陽市の菅野家、高橋家、安部家の3家が代々大事に所蔵してきたもので、同市金山地区にある菅野家は嶋屋の屋号を持ち、文化2年(1805)に本家から分かれて一家を起こし、米沢藩より苗字帯刀を許された家柄です。初代の菅野佐次兵衛は薬や紅花の仲買を始め、文化にも造詣が深い人でした。享保雛は小ぶりですが、女雛の五衣と袴のたっぷりとした膨らみ、男雛のつり上がった涼しげな目元と張りのある両袖に特徴があります。
 南陽市漆山地区の髙橋家は、上杉の殿様が近隣で山狩りをする際には、御休憩所に指定された家で、米沢藩より苗字帯刀を許されました。文化文政の頃には複数の蔵を所有する大百姓でした。同家の雛人形は、大正8年(1919)生まれで山辺から同家に嫁いできた娘さんが、嫁入り道具の一つとして持参したものです。この雛人形は保存状態も良く写実的で色彩が豊かです。珍しい「狆曳き官女」や能の「高砂」「三番叟(さんばそう)」を題材にした人形もあり、豪華で楽しませてくれます。
 菅野和子さんは、貝殻を使った可愛いお雛様の作品です。商家に嫁いで介護や家事、子育ての毎日の中で、合間をに子供たちとの遊びを兼ねて少しづつ作り貯めた小物の数々です。上浦冨美子さんの傘福と吊るし雛は、酒田市で目にした美しい傘福が刺激となり作り始めたもので、趣味の域を越えて、現在は教室を開催しています。いろいろなアイデアが込められていて、楽しい飾り付けになっています。
 月曜日休館。入場無料。

(2017年1月30日14:40配信)