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山形大学学生が「スベリヒユ」を使った新メニュー

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(株)飯豊町産業開発公社「しらさぎ荘」(取締役社長 後藤幸平飯豊町長)は、3月2日、山形大学(地域教育文化学部)との共同研究で、「ひょう(スベリヒユ)」を利用した調理実習と試食会を同所で開催しました。
 「ひょう(スベリヒユ)」は、山形県置賜地方では昔から食され、古くから薬草として漢方薬にも使われ、利尿、消炎、解毒作用、皮膚疾患、膀胱炎、胃腸障害など多くの症状への治療に用いられてきました。
 山形県内では、夏季に採取し、生の若茎葉を茹でて「おひたし」や、冬季保存食用として乾燥させたものを「煮物」として食しています。年配の人たちには食されるものの、若い人にはあまり知られていません。強い生命力を養うことで、「ひょっ(ひょう)として」という語呂で、縁起物としても食されています。
 飯豊町は、「自然・文化と最先端科学が融合するまちづくり事業」を実践していますが、「まち・ひと・仕事創生総合戦略」における「可能性をひらく種」の一つとして、農山村が持つ新しい価値や魅力、可能性を見出すものとしての「ひょう(スベリヒユ)」に着目しました。これまでは、雑草として多くは捨てられていたものです。
 同町では、平成27年度に成分分析を行い、平成28年度は栄養成分の分析のほか、山形大学地域教育文化学部と連携して、「ひょう(スベリヒユ)」の利活用方法を検討し、その特徴を活かした健康増進に繋がる料理を開発しました。
 試食会で発表された「ひょう(スベリヒユ)」を用いた新メニューは、「スベリヒユのいなり寿司」、「スベリヒユのおやき」、「スベリヒユの豆腐ハンバーグ」、「スベリヒユのお饅頭」、「スベリヒユの鶏むね肉のトマトソース煮込み」の5種類です。学生らは、それぞれ材料の内容と量、栄養価、価格などを説明し、PRしたいことを述べました。試食には、地元の女性らが参加して、「美味しい」と言いながら食していました。
 飯豊町では、今後の目標として、発想を転換し、捨てるものに価値を見出し、新たな特産品・産業に結びつけたいとしています。しらさぎ荘では、今回の新メニューをさらに検討を加え、夏頃までに客に提供したいと話しています。

(2017年3月2日21:00)