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7年半の歴史、山形大学米沢街中サテライト休止に


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 平成21年10月に、米沢市平和通り商店街にオープンした「山形大学工学部米沢街中サテライト」の活動が休止することになり、3月14日、フィナーレセミナーとセレモニーが開催されました。
 はじめに、山形大学国際事業化研究センターの今野千保センター長が「7年半の間、米沢市、金融機関、商工会議所、いろいろな方々に支えられ、3万人以上の方々に利用頂き、産学連携の場、まちづくりの場として活用頂きました。皆様に愛される街中サテライトだったと思います。」と挨拶しました。
 フィナーレセミナーでは、食環境ジャーナリスト・食総合プロデューサーの金丸弘美氏が「百年幸せなまちをつくろう」と題して講演を行い、訪日外国人が増えている中で、若者たちが集まり、空き家を手作りで改装し、ホステルやゲストハウスとして宿泊を提供している事例や、飛騨高山で産する「すくなかぼちゃ」のプロモーションでは、かぼちゃの歴史から栄養価までを具体化し、食べ方の提案などを通して、地区へのツアーに結びつけている事例などを紹介しました。
 第2部のセレモニーでは、これまでの7年半を振り返ってのスライドが上映された後、街中サテライトキャンパス長で、山形大学学術研究院の小野浩幸教授が、キャンパスへの協力者に感謝状を贈呈しました。
 小野教授は、「リーマンショックが起きて、地域の経済がダメージを受けた時に、ひらめいたのが街の中にキャンパスを出そうというものでした。街中サテライトは休止しますが、今後は価値を創出する人材育成の地域間ネットワークを作っていく準備中です。」と述べました。
 米沢街中サテライトは、平成21年10月に「文部科学省地域再生人材創出拠点事業世界俯瞰の匠プログラム」の拠点としてオープンし、社会人対象の大学院講義を開講してきました。以降、中小企業基盤整備機構との連携事業「若手経営者塾」、金融機関職員対象の「産学金連携コーディネータ研修」などを開講し、これまで総利用者数は、3万1,687人を数えています。平成28年8月には、内閣府産学官連携功労者表彰で、審査委員会特別賞を受賞しました。

(2017年3月15日13:30配信)