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公徳会「米沢こころの病院」が竣工、6月開院へ


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 社会医療法人公徳会(佐藤忠宏理事長、南陽市)が昨年9月から米沢市アルカディア地内に建設を進めていた「米沢こころの病院」がこのほど完成し、5月26日、佐藤理事長を始め病院関係者、中川勝米沢市長、渡邊孝男米沢市立病院長など、30人余りが出席して竣工修祓式の神事と病院内部の見学会が行われました。はじめに神事が行われ、新病院の開院にあたり、佐藤理事長らが玉串を奉奠し安全を祈願しました。
 佐藤理事長は、挨拶の中で建設関係者が9ヶ月という短期間で工事を終えたことや、新病院建設にあたり、山形県、米沢市からの協力に対して感謝の言葉を述べました。
 完成した「米沢こころの病院」は、鉄骨造2階建て、建築面積が5,036.80㎡(1,523.63坪)、延床面積3,225.86㎡(975.82坪)あり、1階は、外来棟・第1病棟(個室24室・4人部屋6室の計30室(48床))、2階が管理棟・第2病棟(個室16室・4人部屋11室の計27室(60床))の造りとなっています。
 1階の保護室は、生活環境としての照明、空調、防音等、快適性やプライバシーを重視したほか、2階の作業療法室は、作業療法士が様々な作業活動を用いて援助し、患者の能力の回復を目指す広々とした開放感のある設計が特徴となっています。新病院の投資額は、建物(設計監理含む)が約15億円、土地取得費約1億5千万円、機械設備等を含めた総事業費は約17億5千万円です。米沢市より、同病院に対して、土地取得費程度の病院整備補助金が行われます。
 同病院は、医師が常勤3人、看護師14〜15人、医師・看護師などを含めた総職員数は60人弱です。6月1日にプレ開院、7月からフルオープンとなり、精神科、心療内科、児童精神科、老年精神科の4診療科目で、外来は「専門外来」を組み入れての診療を予定しています。6月1日から、病院敷地入口付近に米沢市民バス(万世線)のバス停「アルカディア(米沢こころの病院前)」が新設されます。病院内に保育所もオープンします。
 米沢市立病院精神科の医師確保問題に端を発し、医療機関の再編統合に伴う特例を活用した米沢市立病院と公徳会が経営する佐藤病院との精神病床再編統合による「米沢こころの病院」の開院に伴い、1年余りの時間を経て、ようやく米沢市における精神医療体制が整備され、市民の不安が払拭されることになりました。再編では、米沢市立病院の精神病床70床を廃止し、「米沢こころの病院」に108床を新設、佐藤病院(南陽市)が△54床の168床(これまで222床)となります。
 第1病棟は、平成29年度に試行期間4ケ月を経て、精神科急性期治療病棟基準、平成30年度に、精神科救急入院料算定病棟基準、第2病棟は、平成29年度に試行期間1ケ月を経て、精神療養入院料算定病棟基準をそれぞれ取得予定です。
 
(2017年5月27日16:40配信)