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梵天丸茄子発売30周年、茄子供養祭を開催


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 先人の遺徳に感謝し、地域の食文化向上と豊作の祈願、そして茄子の恵みに感謝を捧げる「第21回梵天丸茄子供養祭」が7月4日、内藤醸造株式会社(米沢市窪田町、内藤徳和社長)で行われました。この供養祭は、平成9年より窪田町家中の千眼寺の夏祭りに合わせて開催しているもので、この日は行政、観光、梵天丸茄子の生産者ら30人余りが出席しました。
 はじめに内藤徳和社長が出席者を前に挨拶を行い、梵天丸茄子の予約状況が過去最大になっていることなどを述べました。また米沢市農林課 高橋伸一課長、一般社団法人米沢観光コンベンション協会 佐藤雄二副会長が来賓挨拶を行いました。
 神事が執り行われ、豊作と安全が祈願されました。「漬け込み式」では、同社の情野伸浩工場長が丸々とした2㎏の茄子を大きな樽の中に投げ込み漬け込みを行いました。
 梵天丸茄子の収穫時期は、毎年6月末〜10月上旬までで、茄子もぎは暑い夏の間に行っています。現在、梵天丸の生産者は約20人ほどで、置賜地方を中心に年間30トンほどが生産されているとのことです。特に梵天丸茄子の浅漬は季節限定商品で、米沢の夏の風物詩として全国に出荷されています。

 梵天丸茄子は、伊達政宗が米沢に住んでいた幼少の時の名前梵天丸に由来し、その名前の通り、病気に強く品質が良いと言われています。米沢藩初代藩主上杉景勝の時代、窪田町家中はお菜場で、武士に窪田茄子を作らせました。その後、上杉鷹山が普及させたと言われています。昭和60年当時の米沢市農協が中心となって、歯触りの良い窪田茄子と色鮮やかな仙台長茄子を交配させてできた品種が「梵天丸茄子」です。収量が多く、病気に強い、品質が良い、などの特徴を兼ね備えています。
 当初、農協と農家は「梵天丸茄子」として、東京市場に生茄子として出荷していましたが、収益力を高めるために窪田町で漬物業を営む内藤醸造株式会社に加工を依頼し、同社は梵天丸茄子の漬け時を含めて昔ながらの醸造の技を駆使して、平成元年に登録商標「梵天丸茄子」の製品化を行いました。その後に、梵天丸の浅漬、深漬、米糀漬、さわやか梵天丸、浅漬風からし漬と商品ラインナップを増やしてきています。

問い合わせ 内藤醸造株式会社 TEL 0238-37-3020(代)

(2017年7月4日17:25配信)