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米沢冬の風物詩、米沢鯉の水揚げ始まる


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 株式会社米沢鯉六十里(岩倉利憲社長、米沢市)は、11月21日、川西町大舟(おおぶね)にある堤で、同社が養殖している米沢鯉の水揚げを開始しました。この日は雪まじりのあいにくの天候でしたが、同社の岩倉公男会長らが、冷たい水の中に腰あたりまで浸かって網をたぐりよせると、水面には大きな鯉が現れ、元気良く水しぶきをあげていました。
 作業に従事する人たちは、網を使って鯉をすくい、次々とプラスチックコンテナの中に移し替えていました。鯉は大きさによって選別された後、荷台に水槽を積載した車まで搬出されました。加工までの間、同社の池に移され、飼育されます。
 この日、水揚げされた鯉はこの春に放流された3歳(一部2歳)のもので、体長45㌢、体重2kg前後の鯉に成長したものです。鯉の成育状態は、雨量が豊富だったことから順調とのことでした。
 昨年は水温が高く、例年より10日ほど遅い12月に入ってからの作業でしたが、今年は例年と同じ時期からの作業開始となりました。岩倉会長は、水揚げ初日に雪に見舞われたのは珍しいと述べています。当日の水温は6度で、鯉は水が冷たい方が捕まえやすく、また傷みが少ないそうです。
 米沢の「食のABC」の一角である鯉は、お正月に甘露煮にされ、約7割が地元で消費され、残りは関東方面にお歳暮時期に合わせて出荷されます。この日から5日間かけて、約40トンを水揚げする予定です。

(2017年11月21日13:45配信)