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米沢の原方刺し子を学ぶ伝統文化体験セミナー


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 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団(小西尚子理事長、東京都品川区)は、優れた伝統工芸技術、伝統芸能、民俗芸能などの無形の伝統文化を対象に、その保存・伝承・振興を行っています。同財団の平成29年度助成事業で、全国から応募のあった60件の中から、米沢市にある公益財団法人農村文化研究所(阿部宇洋さん)が申請した「米沢市民俗技術原方刺し子の映像記録化」を含む6件を採択しました。
 この採択に因み、同ポーラ伝統文化振興財団が主催(共催:公益財団法人農村文化研究所、米沢市教育委員会)する伝統文化体験セミナー「はらかたさしこ教室(コースター編)」が12月10日、米沢市にある伝国の杜で開催され、当日は、原方刺し子作家である米沢市在住の遠藤きよ子さんを講師に迎え、参加者は午前(小学生〜大人向け)、午後(中学生〜大人向け)の2回にわたってコースター製作に取り組みました。
 セミナーでははじめに、主催者の挨拶、映像記録化された原方刺し子がビデオ上映されました。原方刺し子は、江戸時代、米沢藩下級武士の妻たちが貧しさに耐えながら、布に糸を刺すことで丈夫で長持ちさせ、また衣類を温かくするようにと実用のために刺し子を施したことが始まりです。生地と糸が織りなす文様は、時を超えて素朴感があり、日本の美しさを醸し出しています。文様には、夫の出世や子供の健康を願う気持ちが込められていました。遠藤きよ子さんの刺し子は、工芸品として海外でも高い評価が与えられています。
 次に遠藤きよ子さんが刺し子の製作手順などを説明して、参加者は早速作業に取り掛かり2時間ほどできれいな刺し子を完成させました。

(2018年1月2日14:30配信)